日本の(地理的)中心でICTに愛を叫ぶブログ

岐阜県の公立高校でICTを使った英語の授業をしている者です。ただどんどん関東エリアや、日本各地の私学の先進的な事例を聞くと「このままで大丈夫か?」と焦りを感じながらゲリラ的にやれることからコツコツとICTを活用した授業を展開しており、その一端をご紹介している次第です。

個人的な備忘録(今後の記事の予定)

  1. 明日はtellagamiの最終回、でもiMovie特集になるかも。特にMacOS10のiMovieじゃないとできないと思ってたことが意外にできちゃったので本当にipad版のimovieで十分なんじゃないか、という件
  2. EzcastProの特集を組もうかと思ってます。E-bay経由で買った中国のEzcast(プロじゃないやつ)も人柱してみたのでその報告もしてもいいかなーと思ったけど電波法違反だからメルマガには乗っけられないか・・・という件
  3. グーグル翻訳アプリのリアルタイム翻訳機能について遊んじゃう件
  4. iteachersTV、みんな見てないのかなぁ・・・すごい勉強になるんだけど、という件

あ、まだしばらくは連載生き延びられるな・・・。

と安心したところで今日の前振りは以上で。

 

 

ブログ限定記事 クラウドサービスの比較~チョットスピンオフネタ~

A:前回、Q先生が最後に言っていましたよね。

 「設定変えないと、またいつか、容量増えちゃうよね」

 って。なので、バックアップ用にデータを溜める設定を

 変えましょう、という話をしたいと思います。

 

Q:で、どこに溜めるんですか?

A:ここで登場が「クラウドサービス」です。

Q:前回も出てきましたね、iCloudとか。

A:iCloudの容量は無料では5Gなので今時の写真は

 すぐいっぱいになりますよね。だから写真だけを

 別のクラウドサービスへ送るようにするんです。

 

Q:なるほど。じゃ、どのクラウドサービスがいいんですかね?

A:ちなみにQ先生が知ってるクラウドサービスって何がある?

Q:まずはグーグルがやってるグーグルドライブですよね。

A:これはGメールやってる人にはおなじみのサービスですね。

Q:じゃ、Gメールに対してMicrosoftがやってるのはhotmail&Onedrive

 って感じですか?

A:おぉ、Q先生、こういう話題には強いのね。そう、そうなんだ。

 とりあえずネット界の2大巨頭グーグルとMicrosoft

 主導権争いをしてる。

 無料でもらえる容量でいうとグーグルドライブは

 最初から15G、ワンドライブは5Gだね。

Q:じゃ、どう考えてもグーグルドライブの方がお得ですね。

A:まぁ、ね。でもちょっと待ってほしい。Q先生はパソコンに

 MicrosoftOfficeは入れてるかい?

Q:えぇ、まぁ。

A:Office365を入れる予定ならばワンドライブが1T(テラ)

 ついてくるんだよ。

Q:1Tですか!?(1T=1000Gギガバイト)そうなると

 迷いますねぇ。月1200円ぐらいでしょ・・・。

 最新のOfficeにすぐバージョンアップする人なら十分

 考えてもいいっすね。

 

A: 1Tの外付けハーアドディスク、

 データが飛んだ事とか無い1Tが今1万円ぐらいでしょ。

 でも持ち歩いたりすればデータが読み込めなくなるリスク

 がかなり高まる。それを考えると年間1万2千円で

  1TのONEdriveと最新のOfficeが手に入って、

 ホットメール、Officeと連携がスムーズに出来る。

 もし仮にonedriveだけを有料版にしても

 月170円で50Gでしょ。まぁ、正直写真だけなら

 1Tもいらないと思うけどね。

 

 

号外)明日の英語教育達人セミナー@岐阜は・・・

あります(笑

渡部、1コマ目なので寝坊しないようにお願いします。

何やるか、ですが。やっぱり、最近のOCRがらみは

すごく注目されてるようなので、OCRーGoodNotes

から授業をサクッとプロジェクターでやる実演あたり、

あとはQuizletあたりを一緒にやれれば、と思います。

とはいえ45分1本勝負なので今回は・・・

 

「英語のウォームアップは一切やりません!」

 

とだけ宣言しておきましょうか。

ま、その辺りは巽先生、そして胡子先生がたんまりと

やってくださるようですから〜(邪笑

 

ということで、明日来られる先生方、宜しくお願いします。

 

正実のなんでもICT相談室(86)Tellagamiを使って導入動画を簡単作成

今日からの連載3回で扱う内容をマスターすると

音声教材が付属していない素材の導入動画も

サクッと作ることができます。

→こんな感じの動画ができます。

http://bit.ly/2jpZtcz

 

今週の告知を。日曜日に岐阜で達セミあります。

今回の連載の話をちょっと先取りで扱います。

(他にリクエストあればそのお話しさせて

もらいますが・・・発表内容はそっち方向で

用意してますw)

平成29年1月22日(日曜日)
場 所は 岐阜大学サテライトキャンパスです。

発表は朝一のコマですがランチの時間でも

質問受け付けてますのでよかったら遊びに来て

ください。胡子先生も久々の東海地区上陸です。

(詳細は告知をご覧ください。)

 

今回使うアプリ(すいません、iOSのみです)

Tellagami Edu

http://apple.co/2iAhLTX

Puppet Pals2

http://apple.co/2jDmJAY

 今日の解説動画

http://bit.ly/2jSQpJC

Q:(動画を見て)へー、これって何ですか?

A:Tellagamiというアプリを使ったんですよ。

 この間の名古屋の達人セミナーで京都の

 西山先生が使ってたし、唐沢先生にも

 教えてもらってたけど「放置」してたんだけど

 2年生の進度が早すぎて教科書の内容終わっちゃ

 ッタでしょ。投げ込み教材使うことになったけど

 CDとかついてないから困っちゃったしねぇ。

 んで、こういうのを作ってみたわけだけど、

 やってみると超簡単なので「これは広めないと!」

 って思ってね。ということでちょっと今回は丁寧に

 三回ぐらいに分けてTellagami、そしてちょっと似てる

 けどPuppetPalsを紹介して、これらを使った動画を

 組み合わせてiMovieで完成させるところまでを

 できれば一緒に作っていければ、と思います。

Q:すごい!それ、全部iPadでできるんですか?

A:残念ながらiPadiMovieではそこまではできない

 かな。最後の合成の部分はMac上のiMovie

 やってますが、Windows版のフリー動画作成ソフト

 のWindowsMovieMakerでもできると思いますよ。

Q:そうですか、iPadで完結させるというのも今後

 模索していきたいですね。

 じゃ、今日はTellagamiの使い方、教えてください。

A:やるべきことは

 1)テキストデータを準備する。

 2)Tellagamiのアバターを設定する。

 3)Text-to-Speechのアイコンをタッチ、

   記入欄に先ほど準備したテキストデータを

   貼り付ける。するとテキストデータを

   読み上げ音声に変換してくれる。

 4)あとは動画として保存すると、「写真フォルダ」

   に保存してくれる。

   今日はここまでを扱いたいと思います。

Q:でも、テキストデータ、今回、このプリント

  しかないですよ?手打ちするんですか??

A:先週の話覚えてないの?

Q:あ、OCRですか?

A:そりゃ使わな損ですよ。時間もったいない。

Q:ですね。ということで先週の内容も一回

  復習しておかなきゃ、ですね。

先週の動画はこちら

http://bit.ly/2iFosr8

正実のなんでもICT相談室(85)センター直前。CamScannerを使って少しでも省力化!

 

今日の動画はこちら

http://bit.ly/2jbOTCT

 

Q:あれ、T先生、まだ残って行かれるんですか?

T:今、センター試験直前で特編の授業準備で

 手いっぱいになっちゃって・・・。

 授業で使う問題集も冊子だけでテキストデータ

 ないからパワポで手打ちしなきゃいけないし、

 音声データもないですし。

A:あー・・・。そういう問題集、結構多いみたい

 ですね。せめて音声はつけてほしいですね。

 テキストデータもダウンロード形式で配布

 すればいいのに、って思うんですけどね。

Q:ということで、A先生、なんとかならない

 んですか?

A:まぁ、今更教材を変更するわけにはいかない

 でしょうしねぇ・・(本来は、そういう教材を

 選び続ければ作成する会社も改善はしないでしょう

 から・・・。どうしても特編用に教材を買うって

 いうならCD付き・テキストデータ付き教材を

 選ぶように来年以降検討した方がいいと思いますが)

Q:なんとか、アプリでちょちょいってできないもんです

 かねぇ。

A:僕なら2通りで考えます。

最初の方法は

 1)「写真」アプリで教材を撮影して、

 2)タブレット&プロジェクター

   で黒板に投影する。

 

これが一番簡単です。

見た目はイマイチかもしれませんけど、

センター特編ってどういうものか僕は正直わかり

ませんが(だってセンター試験を受験する生徒が

いる学校で教えたことがないですもん・・・。)

僕の高校時代でも毎時間毎時間時間計って解いて

解説を聞いたり解説配られて「あとは自分でやっと

けー」みたいな感じだったんですが、今もそうなん

でしょうかね。そうだとすると生徒、そんな凝った

板書、欲してないと思うんですけどね・・・。

ただ少しでも文構造とか文全体の中にディスコース

マーカーがこう散らばってますよとか、

そういうものを視覚的・俯瞰的に捉えさせたい

ならデジタルの力を使うのはいいことだと思います。 

Q:でも、もうちょっと見栄え良くしたいですよね。

A:とすると、もうちょっとだけ手間をかけて

1)CamScannerで英文を撮影、

2)「鮮明化」してからPDF化

3)写真フォルダへ転送

4)GoodNotesで新規作成ー追加ーイメージー写真

 の順で選択していって写真フォルダーに転送した

 PDFを指定する。

これだけで授業準備は完了です。スワイプ動作で

映し出す範囲も自由自在なので、俯瞰して

ディスコースマーカーに注目したり、ズームして

センテンス単位の解説をしたり自由に使えると

思いますよ。

Q:これ、いいですよねぇ・・・(でも、GoodNotes

以前にも取り上げたような・・・苦笑)いいものは

何度も紹介していきましょう!!

ただ、やっぱり「綺麗なフォントで映し出したい」

って先生もいるじゃないですか。そういう場合

どうにかなりませんか?映し出した写真がテキスト

データになるとか。

A:あ、そこまで手をかけちゃう?

T:やりたいです。

A:じゃぁ、しょうがないなぁ。

 そういう先生は「デラックスコース」ね。

1)CamScannerで英文を撮影、

2)OCRボタンを押してテキストを抽出

3)クリップボードへ転送

クリップボード=コピペデータを貯めておくところ

4)GoodNotesで新規作成ー追加ーテキストで

  テキストボックスを呼び出し、その中にペースト

  する。

5)あとは生徒が持ってる印刷物(テキストなり教科書)

  と同じ箇所で改行を入れてください。

*英語苦手っていう生徒ほど改行位置が違うと

 「わからん」と投げ出したくなりますから。

Q:なるほど。ここまで手をかけるか、写真で済ますか、

 このあたりの「判断」が重要ですね!!

A:はい、何でもかんでもテキスト化は不要かもしれません。

 

 

正実のなんでもICT相談室(84)逹セミに参加する前に用意しましょう、無音カメラ

Q:はい、ということでみなさま、新年あけまして

A:おめでとうございます。

Q:本年もどうぞこの連載、

A:よろしくご愛読いただければと思います・

Q:昨年一年間を振り返ってどうでしたか?

A:あちこちで「読んでますよ」のお声いただいて

 ありがたかったですね。

A:ということで、今日はまだまだ三元日ということで

 若干まだ休業気味のなんでもICT相談室ですが、

Q:ちょっと昨年度の達セミで質問されたこととか

 取り上げておきたいことをお話ししたいと思います。

A:まず一つ目は、「iPad推しですが、他のデバイスって

 ダメなの?」ということです。

 タブレットでいうと、Googleが開発しているAndroid

    OSを搭載したタブレットNexusシリーズとかありますね。

 携帯も世界シェアで見るとAndroidが優勢、と言えます。

http://ascii.jp/elem/000/001/120/1120191/

より抜粋しますと、

   iOS     Android  Blackberry Windows Phone

世界 19.58%  66.28%     0.98%         2.16%

Q:うわ、圧倒的ですね。日本はどうなんです?

A:日本はこんな感じかな。

日本 66.43% 32.9%   0.05%   0.13%

Q:うわ、いつもの「日本はガラパゴス!」って

 あれですか。別にいいじゃないですかね、どうせ

 日本は離島なんだし独自の進化を遂げてもねぇ・・

A:いや、日本だけ独自進化ってわけじゃない。

アメリカ 52.9% 45.05% 0.24% 1.35%
イギリス 44.64% 44.49% 5.68% 3.5%

Q:なるほど。何がこうなってるんでしょうね。

A:価格的には中国系のHuawei, HTC, 韓国系のLG,

    サムソン、と入ったメーカーがしのぎを削ってる

 から価格競争も起きやすいんだろうね。 

Q:でも、だったら、なんで先生はAndroid系を使ったり

 紹介あんまりされないんですか?

A:じゃ、聞こう。

 「そのメリットは全ての人にとってメリットかい?」

 全ての人がカスタマイズする必要があるかい?

 もし学校で貸与するタブレットを生徒が

 買っていにカスタマイズしたら・・・

Q:あ。そうか。カスタマイズできない

 =操作性が高い・整備しやすい とも言えますね。

A:僕はそう思うね。

 あとは、世界標準で考えれば確かに数の上では

 Androidが優勢だよ。でも、僕らが教えるのは日本

 だし、ユーザーが多いということはそれだけアプリ

 開発も盛ん。でもそれはAndroidも一緒だよね。

Q:はいむしろAndroidアプリの方が色々邪悪な

 こともできちゃいますよね。

A:それ、まずいよね。

Q:はい、まずいですね。

A:一応、App StoreではAppleが一度認証したもの

 しかアプリとしてダウンロードできない。

 だから安心して使える、といも言えるんだ。

Q:ギリギリやばいのもありますけどね。

A:そりゃ使う人の心がけ次第さ。例えば、この

 StageCameraHD 

 http://apple.co/2hJDxUC

Q:あ、無音カメラ系ですか。

A:うん、逹セミとかでシャッター音、

 気にならないかい?

Q:なります、なります。授業参観や

 研究授業で「パシャパシャ」してる先生、

 結構いますよね。

A:だったら音をアプリで消せばいいじゃない。

 でも、誤った使用法、君はするかい?

Q:しないですね。

A:だろ?だから便利なものはどんどん使えば

 いいし、使う人の良心を信じて、ダメな時は

 ダメって言っていくことって大事だと思うんだ。

Q:ですね。じゃ、今年もとりあえずはiPad&iPhone

 推しですね。わかりました。

 

 

正実のなんでもICT相談室(83)Quizletを使うとこんなことも・・・(応用編

Q:今日はどうします?

A:だって今、達セミの会場だし。

Q:え、じゃ、また穴あけるんですか?
A:んなことはしないけど、、、ビデオまでは

     作れないってことさ。

Q:あ、そういうことですね。はい、はい。

     で、どうするんです?
A:またQuizletについて、なんだけどね。

      思ってた予定通りには今日、記事できなかったから

      Qizuletのサイトから借用、いや、引用。
Q:引用とか、いまちょうどホットな話題ですね。

     ウェルクとか、Naverまとめとか。
A:それ、わかんない先生はわかんない話題だよ。

Q:え、だってニュースにもなってるじゃないですか。


A:http://bit.ly/2hidDqY

      とかhttp://bit.ly/2hojiiz といった話題は教員なら

      触れておいてほしいIT関係のニュースですね。

 

Q:情報を取り扱う作法、マナー、法的な倫理観

     をそだてるのも学校現場、でありたいです。
A:だね。っていう時事ネタを扱いながら今日は

Q:Quizlet、どの機能の話ですか?
A:QuizletLiveっていう機能があってね。

      生徒が教員の指定する「クラス」にアクセスすると

      自動的に生徒をグルーピングしてグループ対抗戦で

      単語暗記ゲームを提供してくれるという機能なんだけど
Q:実はそれを逹セミで先生をクラスに招いてやろうとしたら
A:時間切れ。というかオープニングでアクティビティいれた

      からそれやる時間なかったんだよね。

Q:じゃ、冬休み中に誰か誘ってやってみましょうよ。

 

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A:では、「思いつきウェブ&生セミナー連動企画」

       『みんなでQuizletLive!』やります。

       まず、https://quizlet.com/join/YCxVU7fcY   に登録してください。

       そして、岐阜大学で行われる達人セミナーに参加してください。

       午前中10分間をつかって、登録していただいた先生でQuizletLiveを

       実演してみたいと思います。(集まらない時はやりませんw)

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Q:ま、時間があるかどうか怪しいですけどねぇ。それに、

       登録してさらに岐阜大学まで来ていただいてくださる先生方

       が6名もいらっしゃるか、楽しみですね(w

 

Q&A:ではまた会場で!!

       会場に来られない先生方も、一年間(?)この連載にお付き合い

       くださりありがとうございました。また「これってどうすればいい?」

       とか「iPadどれ買えばいいの?」とかそういうご相談、メールでお待ち

       しておりますので来年もどしどしお寄せください。また新年にお会い

       しましょう。最後までお読みいただいてありがとうございました。