正実のなんでもICT相談室(86)Tellagamiを使って導入動画を簡単作成
今日からの連載3回で扱う内容をマスターすると
音声教材が付属していない素材の導入動画も
サクッと作ることができます。
→こんな感じの動画ができます。
今週の告知を。日曜日に岐阜で達セミあります。
今回の連載の話をちょっと先取りで扱います。
(他にリクエストあればそのお話しさせて
もらいますが・・・発表内容はそっち方向で
用意してますw)
平成29年1月22日(日曜日)
場 所は 岐阜大学サテライトキャンパスです。
発表は朝一のコマですがランチの時間でも
質問受け付けてますのでよかったら遊びに来て
ください。胡子先生も久々の東海地区上陸です。
(詳細は告知をご覧ください。)
今回使うアプリ(すいません、iOSのみです)
Tellagami Edu
Puppet Pals2
今日の解説動画
Q:(動画を見て)へー、これって何ですか?
A:Tellagamiというアプリを使ったんですよ。
この間の名古屋の達人セミナーで京都の
西山先生が使ってたし、唐沢先生にも
教えてもらってたけど「放置」してたんだけど
2年生の進度が早すぎて教科書の内容終わっちゃ
ッタでしょ。投げ込み教材使うことになったけど
CDとかついてないから困っちゃったしねぇ。
んで、こういうのを作ってみたわけだけど、
やってみると超簡単なので「これは広めないと!」
って思ってね。ということでちょっと今回は丁寧に
三回ぐらいに分けてTellagami、そしてちょっと似てる
けどPuppetPalsを紹介して、これらを使った動画を
組み合わせてiMovieで完成させるところまでを
できれば一緒に作っていければ、と思います。
Q:すごい!それ、全部iPadでできるんですか?
やってますが、Windows版のフリー動画作成ソフト
のWindowsMovieMakerでもできると思いますよ。
Q:そうですか、iPadで完結させるというのも今後
模索していきたいですね。
じゃ、今日はTellagamiの使い方、教えてください。
A:やるべきことは
1)テキストデータを準備する。
2)Tellagamiのアバターを設定する。
3)Text-to-Speechのアイコンをタッチ、
記入欄に先ほど準備したテキストデータを
貼り付ける。するとテキストデータを
読み上げ音声に変換してくれる。
4)あとは動画として保存すると、「写真フォルダ」
に保存してくれる。
今日はここまでを扱いたいと思います。
Q:でも、テキストデータ、今回、このプリント
しかないですよ?手打ちするんですか??
A:先週の話覚えてないの?
Q:あ、OCRですか?
A:そりゃ使わな損ですよ。時間もったいない。
Q:ですね。ということで先週の内容も一回
復習しておかなきゃ、ですね。
先週の動画はこちら
正実のなんでもICT相談室(85)センター直前。CamScannerを使って少しでも省力化!
今日の動画はこちら
Q:あれ、T先生、まだ残って行かれるんですか?
T:今、センター試験直前で特編の授業準備で
手いっぱいになっちゃって・・・。
授業で使う問題集も冊子だけでテキストデータ
ないからパワポで手打ちしなきゃいけないし、
音声データもないですし。
A:あー・・・。そういう問題集、結構多いみたい
ですね。せめて音声はつけてほしいですね。
テキストデータもダウンロード形式で配布
すればいいのに、って思うんですけどね。
Q:ということで、A先生、なんとかならない
んですか?
A:まぁ、今更教材を変更するわけにはいかない
でしょうしねぇ・・(本来は、そういう教材を
選び続ければ作成する会社も改善はしないでしょう
から・・・。どうしても特編用に教材を買うって
いうならCD付き・テキストデータ付き教材を
選ぶように来年以降検討した方がいいと思いますが)
Q:なんとか、アプリでちょちょいってできないもんです
かねぇ。
A:僕なら2通りで考えます。
最初の方法は
1)「写真」アプリで教材を撮影して、
2)タブレット&プロジェクター
で黒板に投影する。
これが一番簡単です。
見た目はイマイチかもしれませんけど、
センター特編ってどういうものか僕は正直わかり
ませんが(だってセンター試験を受験する生徒が
いる学校で教えたことがないですもん・・・。)
僕の高校時代でも毎時間毎時間時間計って解いて
解説を聞いたり解説配られて「あとは自分でやっと
けー」みたいな感じだったんですが、今もそうなん
でしょうかね。そうだとすると生徒、そんな凝った
板書、欲してないと思うんですけどね・・・。
ただ少しでも文構造とか文全体の中にディスコース
マーカーがこう散らばってますよとか、
そういうものを視覚的・俯瞰的に捉えさせたい
ならデジタルの力を使うのはいいことだと思います。
Q:でも、もうちょっと見栄え良くしたいですよね。
A:とすると、もうちょっとだけ手間をかけて
1)CamScannerで英文を撮影、
2)「鮮明化」してからPDF化
3)写真フォルダへ転送
4)GoodNotesで新規作成ー追加ーイメージー写真
の順で選択していって写真フォルダーに転送した
PDFを指定する。
これだけで授業準備は完了です。スワイプ動作で
映し出す範囲も自由自在なので、俯瞰して
ディスコースマーカーに注目したり、ズームして
センテンス単位の解説をしたり自由に使えると
思いますよ。
Q:これ、いいですよねぇ・・・(でも、GoodNotes
以前にも取り上げたような・・・苦笑)いいものは
何度も紹介していきましょう!!
ただ、やっぱり「綺麗なフォントで映し出したい」
って先生もいるじゃないですか。そういう場合
どうにかなりませんか?映し出した写真がテキスト
データになるとか。
A:あ、そこまで手をかけちゃう?
T:やりたいです。
A:じゃぁ、しょうがないなぁ。
そういう先生は「デラックスコース」ね。
1)CamScannerで英文を撮影、
2)OCRボタンを押してテキストを抽出
3)クリップボードへ転送
*クリップボード=コピペデータを貯めておくところ
4)GoodNotesで新規作成ー追加ーテキストで
テキストボックスを呼び出し、その中にペースト
する。
5)あとは生徒が持ってる印刷物(テキストなり教科書)
と同じ箇所で改行を入れてください。
*英語苦手っていう生徒ほど改行位置が違うと
「わからん」と投げ出したくなりますから。
Q:なるほど。ここまで手をかけるか、写真で済ますか、
このあたりの「判断」が重要ですね!!
A:はい、何でもかんでもテキスト化は不要かもしれません。
正実のなんでもICT相談室(84)逹セミに参加する前に用意しましょう、無音カメラ
Q:はい、ということでみなさま、新年あけまして
A:おめでとうございます。
Q:本年もどうぞこの連載、
A:よろしくご愛読いただければと思います・
Q:昨年一年間を振り返ってどうでしたか?
A:あちこちで「読んでますよ」のお声いただいて
ありがたかったですね。
A:ということで、今日はまだまだ三元日ということで
若干まだ休業気味のなんでもICT相談室ですが、
Q:ちょっと昨年度の達セミで質問されたこととか
取り上げておきたいことをお話ししたいと思います。
ダメなの?」ということです。
タブレットでいうと、Googleが開発しているAndroid
OSを搭載したタブレットNexusシリーズとかありますね。
携帯も世界シェアで見るとAndroidが優勢、と言えます。
http://ascii.jp/elem/000/001/120/1120191/
より抜粋しますと、
iOS Android Blackberry Windows Phone
世界 19.58% 66.28% 0.98% 2.16%
Q:うわ、圧倒的ですね。日本はどうなんです?
A:日本はこんな感じかな。
日本 66.43% 32.9% 0.05% 0.13%
Q:うわ、いつもの「日本はガラパゴス!」って
あれですか。別にいいじゃないですかね、どうせ
日本は離島なんだし独自の進化を遂げてもねぇ・・
A:いや、日本だけ独自進化ってわけじゃない。
アメリカ 52.9% 45.05% 0.24% 1.35%
イギリス 44.64% 44.49% 5.68% 3.5%
Q:なるほど。何がこうなってるんでしょうね。
A:価格的には中国系のHuawei, HTC, 韓国系のLG,
サムソン、と入ったメーカーがしのぎを削ってる
から価格競争も起きやすいんだろうね。
Q:でも、だったら、なんで先生はAndroid系を使ったり
紹介あんまりされないんですか?
A:じゃ、聞こう。
「そのメリットは全ての人にとってメリットかい?」
全ての人がカスタマイズする必要があるかい?
もし学校で貸与するタブレットを生徒が
買っていにカスタマイズしたら・・・
Q:あ。そうか。カスタマイズできない
=操作性が高い・整備しやすい とも言えますね。
A:僕はそう思うね。
あとは、世界標準で考えれば確かに数の上では
Androidが優勢だよ。でも、僕らが教えるのは日本
だし、ユーザーが多いということはそれだけアプリ
開発も盛ん。でもそれはAndroidも一緒だよね。
Q:はいむしろAndroidアプリの方が色々邪悪な
こともできちゃいますよね。
A:それ、まずいよね。
Q:はい、まずいですね。
A:一応、App StoreではAppleが一度認証したもの
しかアプリとしてダウンロードできない。
だから安心して使える、といも言えるんだ。
Q:ギリギリやばいのもありますけどね。
A:そりゃ使う人の心がけ次第さ。例えば、この
StageCameraHD
Q:あ、無音カメラ系ですか。
A:うん、逹セミとかでシャッター音、
気にならないかい?
Q:なります、なります。授業参観や
研究授業で「パシャパシャ」してる先生、
結構いますよね。
A:だったら音をアプリで消せばいいじゃない。
でも、誤った使用法、君はするかい?
Q:しないですね。
A:だろ?だから便利なものはどんどん使えば
いいし、使う人の良心を信じて、ダメな時は
ダメって言っていくことって大事だと思うんだ。
推しですね。わかりました。
正実のなんでもICT相談室(83)Quizletを使うとこんなことも・・・(応用編
Q:今日はどうします?
A:だって今、達セミの会場だし。
Q:え、じゃ、また穴あけるんですか?
A:んなことはしないけど、、、ビデオまでは
作れないってことさ。
Q:あ、そういうことですね。はい、はい。
で、どうするんです?
A:またQuizletについて、なんだけどね。
思ってた予定通りには今日、記事できなかったから
Qizuletのサイトから借用、いや、引用。
Q:引用とか、いまちょうどホットな話題ですね。
ウェルクとか、Naverまとめとか。
A:それ、わかんない先生はわかんない話題だよ。
Q:え、だってニュースにもなってるじゃないですか。
とかhttp://bit.ly/2hojiiz といった話題は教員なら
触れておいてほしいIT関係のニュースですね。
Q:情報を取り扱う作法、マナー、法的な倫理観
をそだてるのも学校現場、でありたいです。
A:だね。っていう時事ネタを扱いながら今日は
Q:Quizlet、どの機能の話ですか?
A:QuizletLiveっていう機能があってね。
生徒が教員の指定する「クラス」にアクセスすると
自動的に生徒をグルーピングしてグループ対抗戦で
単語暗記ゲームを提供してくれるという機能なんだけど
Q:実はそれを逹セミで先生をクラスに招いてやろうとしたら
A:時間切れ。というかオープニングでアクティビティいれた
からそれやる時間なかったんだよね。
Q:じゃ、冬休み中に誰か誘ってやってみましょうよ。
★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯
A:では、「思いつきウェブ&生セミナー連動企画」
『みんなでQuizletLive!』やります。
まず、https://quizlet.com/join/YCxVU7fcY に登録してください。
そして、岐阜大学で行われる達人セミナーに参加してください。
午前中10分間をつかって、登録していただいた先生でQuizletLiveを
実演してみたいと思います。(集まらない時はやりませんw)
★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯★◯
Q:ま、時間があるかどうか怪しいですけどねぇ。それに、
登録してさらに岐阜大学まで来ていただいてくださる先生方
が6名もいらっしゃるか、楽しみですね(w
Q&A:ではまた会場で!!
会場に来られない先生方も、一年間(?)この連載にお付き合い
くださりありがとうございました。また「これってどうすればいい?」
とか「iPadどれ買えばいいの?」とかそういうご相談、メールでお待ち
しておりますので来年もどしどしお寄せください。また新年にお会い
しましょう。最後までお読みいただいてありがとうございました。
正実のなんでもICT相談室(82)Quizletを使ってみるにはどうすればいい?編
前回の動画
Q:さて、今日はQuizletの続きですね。
A:前回の動画にはコメントをくださった先生もいて
嬉しかったです。授業も一方通行では僕の心が
折れるのと同じでこの連載でも、反応をいただける
から続けられたと思います。今年一年間、連載を
続けられたことに、そしてお読みいただいたり
ご意見ご感想を送ってくださった先生方、
達人セミナーで「いつも読んでますよ」と言ってくださった
先生方やあちこちで出会った業者の皆さん、本当に有難う
ございました。
Q:しんみりしちゃいましたよ。気分上げ気味でいきましょう。
A:そうですね。はい、気を取り直して。
Q:で、このクイズレット、使うにはどうしたらいいんです?
A:まずはアカウント登録ですね。
Q:と言っても必要事項を入れるか、フェイスブックアカウント
またはグーグルアカウントで登録できるんですね。
A:そう、気にしない先生はそっちでもいいし、
紐付けされるの嫌な人は新規作成してください。
(機能は一緒です、おそらく。)
Q:で、そのあとは?
A:やるべきことは
1)クラスの作成(授業ごとに学習セットを作る)
2)学習セット(単語カード)を作る
3)クラスに生徒を呼び込む
Q:それだけですか?
A:基本的にはそれだけです。
Q:単語カードの作成って面倒じゃないですか?
昔、一枚一枚て入力して面倒でしたもん。
A:あ、それね。今回はエクセルで作った
ものをコピペするだけでできるから
すごく楽だよ。(詳しくは動画をチェック!)
Q:いいですね。楽なのが一番です。
A:あとは生徒を呼び込んで、どんどん練習してもらう
だけです。カードも絵を入れたり、写真入れたり
できるので工夫もいろいろできそうです。
Q:これって、他教科の先生も使えそうですね?
A:そうだね。https://quizlet.com/subject/japanese-history/
こんな風に検索してみてもいろいろ作ってくださったのを
共有できるので学校で使えると面白いんじゃないか、と
思うんですが。
Q:そうですね、学校全体で使えるといいですね。
A:ただ問題も。
Q:なんですか?
A:これ、支払いがクレジットカードでしかできないんですよ。
公費で支払いするときにクレカorペイパルしか使えない
って困るでしょ・・・。立替え払いができればいいですが
今時の公費ガイドラインでそれはダメでしょうし。
Q:その辺りは課題ですね。
A:メールでその辺は僕も伝えたけど、皆さんが声上げないと
そこのあたりは対応してくれないかもしれません。
Q:ま、極東の日本ですからね(苦笑
A:ではまた。
正実のなんでもICT相談室(81)Quizletを使って効果的に単語反復練習しましょう。
今日の解説動画はこちら
Quizletの登録はこちらから
Quizlet先生版(有料版)はこちらからどうぞ
Q:ということで、今日はどうします?
A:いや、すごいアプリ見つけたんだよ。
Q:なんです?
A:Quizlet。
Q:え、それ、知ってますよ。っていうか
安武先生にずいぶん前に教えてもらった
じゃないですか。
A:うん、だって、放置してたもん・・・
(ごめんね、安武先生)
Q:で、何がすごいんですか。
A:ただの単語フラッシュアプリって誤解してた。
Q:と言いますのも?
A:集計ができる。
Q:へ?
A:データ集計ができちゃうんだよ!!
Q:すごいですね、でも、高いんじゃないですか?
A:先生アカウント$34.99(1年)
Q:ドル表示ですかw
A:まぁ、ね。ただクレカしか支払い対応してないんだよね。
「銀行送金ダメなの?」ってメールしたけど、ペイパルで
って言うし、その辺が日本の学校の会計システムにマッチ
Q:って、デスっちゃダメですよ。
A:はいはい。年末ぐらい気持ち良く過ごしたいもんね。
Q:ということで、今日はちゃちゃっと使ってるところを
ビデオで見てもらうって感じですかね?
A:そうだねー。まずは見てもらって、良さそうって思えば
アプリをダウンロードしてみてください。
気の早い(ピピピときた)先生で有料版でいくわ!って
先生は頭に貼ってあるリンクで登録すると20%オフ
なのでどうぞ。同僚と使う場合は紹介制度使っていくと
自分の無料期間が6ヶ月ごとに延長して最大5年まで
伸ばせるのでお友達同士、同僚同士、学校の別教科
同士で使えるといいですね。ではまた。