日本の(地理的)中心でICTに愛を叫ぶブログ

岐阜県の公立高校でICTを使った英語の授業をしている者です。ただどんどん関東エリアや、日本各地の私学の先進的な事例を聞くと「このままで大丈夫か?」と焦りを感じながらゲリラ的にやれることからコツコツとICTを活用した授業を展開しており、その一端をご紹介している次第です。

正実のなんでもICT相談室リターンズ その56スキャナーアプリでWPMを計算!

本日の動画

CamScanner編

https://www.youtube.com/watch?v=wCHNdbtPxII

Appのダウンロードはこちら:https://www.camscanner.com/user/login

ScannerPro編

https://youtu.be/wCHNdbtPxII

Appのダウンロードはこちら:

https://readdle.com/ja/scannerpro

 

Q:年末が迫ってきましたねぇ。

A:年末達セミでお話しすることになりました。

Q:久しぶりですねぇ。

A:久しぶりですねぇ。

Q:まぁ、でもこのあいだの大○北高校での

 セミナーもありましたし、ネタは固まってる

 感じですよね。

A:G大T先生からKahoot!のリクエストもきてる

 のでインタラクティブな授業を志向した

 試行的なやり取りを目指してみようと思います。

Q:年明けは京都外国語大学での発表もあります

 し、気が抜けませんね。

A:1月20日からセブ島の海外フィールドワーク

 もあるしね。色々あるわー。

Q:で、今日はどうしますか?

A:先日の某高校でのセミナーの時に反響が結構

 あったスキャナーアプリを使う方法を説明します。

Q:このあいだ生徒にも教えていましたね。

A:だって、WPM計算したくても「このテキストは

 〜Wordよ」という表示がないんだよ。今時、

 ありえませんよ。教科書会社の方々、ぜひ、

 教科書の英文に「これは~words!」という

 表示は絶対に入れてください。

 ついでにWord Per Minuteの計算式も入れて

 欲しいですよ。

 「読んだ単語数÷かかった秒数×60」

 これに簡単な内容理解の問題をつけて

 その正解率をかけてもいいと思います。

 

Q:でも、実際、Word数がない場合、この

 スキャナアプリを使ってOCR読み込みを

 して、それを、文字カウンターをしてくれる

 サイトに貼り付けて計算すればいいんですよね?

 

A:そ、そうだね。

 文字カウントしてくれるサイトとしては

 https://tool.stabucky.com/word_counter.htm

 とか

 以前紹介したText Inspectorを使うと単語数

 もだけど、単語の難易度みたいなものを

 CEFR尺度で表示してくれるから、「げ、

 このレベルの単語がわかっていないんだ。」

 と自分の英語力・単語力をモニタリングする

 こともできるから便利だよね。

Q:そのコンボ技、まったく予想してませんでした。

A:ここの連携まで動画作ってないな。

 今日帰ったらまた動画再アップすると思うんで

 チャンネル登録してくださいねー。

Q:ちゃっかり宣伝してる。

A:まぁ、まぁ。

 ということで、だましだましですが、転勤してから

 もなんとか続けることができました。来年もさらに

 バタバタすると思いますが、来年もよろしく

 お願いします。また、年末の達人セミナーも

 お世話になります。きていただける先生方もし

 いらっしゃれば、メールいただければその分もお話

 させていただきますのでよろしくお願いしますね。

 watanabemasamiあっとまーくgmail.コム

 

 

 

正実のなんでもICT相談室リターンズ その54インタラクティブな授業を模索すると・・・

本日の動画:https://www.youtube.com/watch?v=gjrEppd63DE

Q:先週もお休みしてしまいましたね。

A:動画もギリギリ間に合わなかったり、色々ありましてね。

 師走って感じですね、色々と。先生がたもお体には

 気をつけてください。

Q:で、今週はどうしましょう?

A:前回、お世話になった某高校でのワークショップで

意外と反響があった「インタラクティブな授業に

するアプリ」について紹介したいと思います。

Q:以前紹介したKahoot!以外にも何かいいもの

ありますか?

A:そうですね。立命館小学校正頭英和先生に教えて

いただいたMentimeterもすごく使いやすいんですけど

今回紹介させてもらったのは鹿児島県立甲南高校

有嶋 宏一先生に教えてもらったWooClapをメインに

紹介したいと思います。

Q:何ができるんですか?

A:事前に作っておいた

Multiple Question, Pole,

Find on Image, Rating,  

Open Question, WordCloud,

Find a number, Matching, 

Prioritization, Sorting,

Fill in the blanks, などの様々な

アクティビティに加えて、Presentation

slideを読み込むことができるSlide,

Brainstorming, Videoを読み込むこともできる。

Q:でもデータ容量制限ありますよね?

A:まぁ、200Mまでなので、一旦Youtube

アップロードしておいてそのURLを貼り付ければ

いいと思うよ。

Q:なるほど。一番はその多彩なインタラクションを

授業の中に取り入れられることがメリットですね。

A:Kahoot!のようなファンな楽しみはないけど、

 発問の工夫をしてどんどん生徒の参加を促す

 ツールとして使ってもらえればと思いますよ。 

正実のなんでもICT相談室リターンズ その53 iPad&GoodNotesで授業動画作成

本日の解説動画:

http://bit.ly/2Ojci6Z

 

Q: A先生、今週末、土曜日の昼から岐阜県

 大垣北高校の教員研修会で話をすることに

 なってますよね?

A:テストもつくったし、採点どうなるかわからん

 けど、K先生に頼まれたら、ねぇ。

Q:もし参加したいって方いらっしゃったら

watanabemasamidesu@gmail.com

「今週土曜日の研修会行きたい!」の件名で

メールしてください。

A: 主催者につなぎをとります。

 

Q:で、今回の話をもらった時も、その前から

反転授業動画や、文法説明の動画、どう作ったら

いいんですか?という質問が多いです。

A: 個人的には一番見栄え&手間が少ないの

well-balancedなiPad&GoodNotesの組み合わせ

をサイドおススメさせていただきます。

手順としては、

1)Wordでテキストデータを
  立体構造トランスクリプト風に改行


2)Wordをpdfに変換


3)なんとかしてiPadに転送

Mac-iPadならAirDropが最強ですが、

Windows-iPadなら、まぁ、メールで

送るのが一番無難な気がします)


4)pdfをGoodNotesに貼り付ける

 (読み込む)

5)GoodNote上で書き込む
今日の解説動画はここまでを解説してます。

 

Q:ですけどあとはiPad

「画面録画&マイクオン」にして

録画しながら、喋る&書き込む
で動画になりますよ。

A: あ、スイッチオフするのを忘れたら

     ダメですけどね・・・

 

Q:クオリティはやりながら上げていくしかない

ですけど、やればやるほど上手になりますから

ぜひ挑戦してほしいと思いまーす。

 

正実のなんでもICT相談室リターンズ その52定期テスト直前・クイズレットをこう使う!

本日の動画

http://bit.ly/2qhOKX9

Q:今日、諦めます?

 もう締め切りの時間すぎてますよ?

 もうやめときます?

A:いや、思いついた今、ネタ今思いついた!

Q:って、これ、テスト前生徒からリクエス

されてやってることをネタにするって倫理的

にどうかと思いますよ。

A:でも生徒が欲してるってわけやから

 役に立つやろ?ってことで今日はクイズレット

 をテスト対策でどう使わせるかー?のコツ

 を紹介します。

Q:うちの学校はシステム英単語使ってるんですよね。

A:あ、祝第5版!!ご出版ですね。

https://amzn.to/2KAxdAq

新傾向の長文を反映してだいぶ見出し語が入れ替わって

使いやすくなった、という話も聞いてます。

Q:ただ章ごとに先生、データをクイズレットに

 入れたものだから、テスト対策には使いにくい、と

 生徒から言われたので、

A:はい、テスト範囲のものに書き出しー切りはりー

 再度テスト範囲のクイズレットを作成すると・・・

Q:生徒大喜びー。

A:となります。

 って、マウス数回クリックするだけなので

手順を説明しますと、

1)既存のクイズレットをひらく、

2)「エクスポート」でテキスト書き出し、

3)エクセルでテキスト貼り付け

4)いらないものを消す、

  または、複数のクイズレットにまたがったら

  それぞれエクスポート。

5)あとは切り貼りして、

6)出来上がったデータをコピーします。

7)最後は「クイズレットを作成」で

8)+ Word、ExcelGoogle Docsなどからインポートする

 をクリックして貼り付けて「作成する」で完成。

Q:めっちゃ簡単ですね。

A:慣れたら秒単位でできますので是非お試しください。

 

 

正実のなんでもICT相談室リターンズ その51 反転授業実際的なコツとは(1)

本日の動画

http://bit.ly/2KaR5tC

Q:さて、今日はどうしますか?

A:今月末に岐阜県大垣北高校の加藤先生の

 勉強会でお話することになったので、

 ちょっとその関連をとは思っています。

Q:最近よく質問あるのって反転授業系です

 よねぇ。岐阜県の機材では一切、実用化

 のめどがないですけど。

A:まぁ、意識がICTにむいてるからね。

 やりたいことといえば、そっちとかに

 なるよね。

Q:でも、GoodNotesの使い方とかは

 もうあらかたやったでしょ?

A:ただiOSになったタイミング前後で

 いろんな機能が追加されてるから

   GoodNotesも扱わないとな、とは

 おもうけど、新機能を使う暇がない

 っていう・・・

Q:まぁ、本当にそこにいる人の空白を

 うばう場所ですからね、あそこ。

 (遠い目

A:ということで、反転授業をする際に、

 気をつけるべきこと、特に学校のwi-fi

 を生徒に開放していない&生徒のセルラー

 回線で実施してる際、動画作るときに

 気をつけたいのは

 

 「動画の容量・サイズを気にする」こと。 

 

 です。どうしても各家庭通信費を削りたい

 ので定額プランが多いわけです。

 で、ちまたの「公衆的ワイファイ」も

 上手に使えばいいわけですが、

 四六時中マクドナルドやセブンイレブン

 ましてや高級なスタバなんてそうそう

 高校生はいけないわけで、そうなると

 一本あたりの容量を圧縮してあげる

 ことも重要かな、と思います。

Q:そこで使えるアプリとは?

A:Compressorというアプリ

https://apple.co/2CxHOHA

Q:まんまですね。

A:でも、無料で圧縮できるし(ただ、

 圧縮率を変えるのは有料版しかできない。)

 広告入るけど家で作業する分には問題ない

 ですよね。 

Q:まぁ、早く世の中のインフラがアジアの平均

 ぐらいになるといいですけどねぇ。

A:黒澤先生の話聞くと、

 日本はそういう部分後進国だよねぇ・・・

 

正実のなんでもICT相談室リターンズ その50 英会話・英会話・英会話・・・

Q:今日はどうしますか?

A:明日模擬選挙で忙しいからパパッと

 いきたいと思いますよ。

Q:生徒から「スピーキング力つけたい」

 という相談が来たんでしたね。

A:よくよく聞くと「リスニング力つけたい」」

 と表裏一体なんだよね、この問題。

Q:でも教員の間でも「英会話なんかよりも

 しっかりと構造解析して読めるように

 するべきだ」という人と「スピーキング力

 が上がれば(つまり話せるようになれば)

 リーディングも伸びるしリスニングも

 聞こえてきたキーワードから類推してる

 キワドーイリスニングじゃなくて理解を

 伴ったリスニングになると思うんですけど

 なんでそんな議論になるんですかね。

A:喋れないからじゃないの(ゴニョゴニョ

 ま、あんまり毒づいてもいかんので

 オススメの方法をいくつかご紹介。

 と言っても今まで紹介してありますけどね。

Q:一つ目は?

A:模擬試験前とか民間資格前のワンメイクなら

 オンライン英会話の無料お試しをはしごする

 という技。
https://youtu.be/J2fJ4jUYXX0

Q:技でもなんでもないですね(苦笑

 でも無料ってのはいいですね。

A:ただ月額会員とかになると月五千円かかるから

 毎日25分を2ヶ月だけとか集中して受講する

 ぐらいならまだ経済的に負担軽くなる・・・

 世の中のお父さんが飲み会1回減らせば・・・

Q:それ、逆の立場になったら嫌でしょ。

A:そだね。

Q:じゃ、二つ目は?

A:AIを使ったオンライン英会話ということで

 Terra Talk!

https://youtu.be/Ui-YZweob80

公式の解説動画はこちら

https://www.youtube.com/channel/UCGAcG7gZ4s1goweLS0NNzrA

Q:なんか、仕込みみたいですね。

A:最近僕もちょっと試してないですけど、多分

 精度上がってると思うし、いいと思うよ。

 これはまた、月末の達人セミナーで会員

 になったらレビューできると思います。 

Q:とりあえず月額1950円ですね。

A:うん、これも高いか安いかっていうのは

 意見別れるとは思いますが、

 対面で(オンラインでも)緊張する

 って人ならいいと思いますよ。

Q:三つ目は?

A:English Centralかな、と。

https://youtu.be/8JNS9OwVKRw

Q:楽しいですよね。いろんな動画をつかって

 英語学べるし。タイピング練習にもなる

 と思いますよ。

A:ただ、これ、「どうすれば発音が良くなる

 のかわからない」というか。商売敵になり

 ますがスタディサプリEnglishだと

 苦手な発音の指導が動画で見られる

 んですけどね。

Q:その辺は有料のオンライン英会話で

 指導してもらうんじゃないですか?

A:それだと金かかっちゃうじゃん?

Q:なんかいい方法あるんですか?

A:やっぱり、Tad金子さんの 

https://amzn.to/2PsOQ8w

 じゃないですかねー。

個人的には「英語が苦手な人のハート」

が分かってる解説が僕に取ってはツボなので

これを片手にEnglish Central。

TadさんのコンテンツがEnglish Central

に入れば最強なのに。

教科書展開もしてるんだからそこまで

いけば万々歳なのになー。

Q:ねー。

 

*スタディサプリEnglishは画面録画

できないように上手にプロテクト

かけてあるようでうまく撮影できなかった

ので割愛しましたが月額900円で

盛りだくさんなのでこれはこれで

オススメです。リクルートさんに連絡

取れば無料お試しIDも相談に乗って

くれると思うので気になる先生は

連絡してみてはどうでしょうか。

 

正実のなんでもICT相談室リターンズ その49 ネタがない時の棚からひとつかみ「おすすめYoutubeチャンネル編」

Q:今日はお休みだったんですけど、メルマガ

 の記事書けなかったんですか?

A:う、うん、、、娘と動物園いってたら

 時間があっという間に・・・(言い訳

Q:でも楽しみにしてる人いると思うんですけど。

A:じゃ、じゃぁ、、、禁断の棚からひとつかみ

 「たまには授業に直接関係なさそうだけど、

  役立ちそうなYoutubeチャンネル編」

  いってみよう!

Q:谷口編集長の許可降りるかわからないですねw

A:あはははは・・・・(白い目

Q:で、何からいきますか?

A:今日取り上げようと思うのは三つ。だけど、

 すでに大量のアーカイブがあるから

 興味ありそうなものからみるといいかもね。

 まず第一位は「中田敦彦Youtube大学」

 これみて、自分の授業動画のあり方考え

 ちゃってます。クオリティ高い。

 ポイントが頭に残る。

 次世代の授業ってこうあるべきかもって

 考えさせられるとともに、授業者である

 中田敦彦さんの「面白いと思ったことを

 伝える」ってコンセプト、僕ら教員が

 忘れちゃってませんか?って思うので

 バリバリ現役世代の先生方も訝しがらずに

 一度見た方がいいと思います。

 https://www.youtube.com/channel/UCFo4kqllbcQ4nV83WCyraiw

 

Q:いきなり第一位ですか。

  なんか、Youtube的ですね(w

  じゃ、第二位行きましょうか。

A:第二位はせやろがいおじさんですね。

 https://www.youtube.com/channel/UCe6tWL2GoemBsKFLyn5ZpgA

 沖縄に移住したお笑い芸人さんが沖縄の

 素敵ーな海を背景に世論を高速でぶった切る

 わけですけど、そのお笑いのエッセンスと

 弱者に向ける眼差しって僕ら教員も忘れちゃ

 いけないなーって思ったのでとりあえず

 押さえておきましょう。短いって正義

 ってのが僕ら教員世代とYoutube世代の

 一番乖離してるところだと思うので

 そのスピード感体感しましょう

Q:じゃ、はえある三位。

A:逆やろがいw ま、面白い。

 じゃ、三位ってことで、

 メンタリストDaiGoさんの心理分析してきたhttps://www.youtube.com/channel/UCFdBehO71GQaIom4WfVeGSw

 ですね。僕ら学習法とかなんとなく自分たちの

 経験則で語りがちなので世界の論文を引用した

 裏付けのある学習法を紹介してるんですが、

 基本、ニコニコ動画の有料会員への前振りって

 いう位置付けですがそれでも我が身を振り返る

 にはちょうどいいかな、と思いますよ。 

Q:結構僕らが言いそうなことをバッサリと

 切ってくれてますよね。

A:今日もArishima先生がブログで

 「語彙の定着について考える」

http://arishima.hatenadiary.jp/entry/2019/10/22/115945?fbclid=IwAR2v2eIC25WEY3ZwtWuLt42hqyVDr1CHptvXv-ac2wEdzPfLRlq03CCC_ZE

 と題してスタディハッカーの記事について

 書かれてましたが、僕らも裏付け、引用元

 を丹念にあたるなどして

 「サンプル数1(自分)」みたいな

 独りよがりの学習法を生徒にあんまり押し付け

 ないようにしたいものですよねー。

Q:独りよがりの学習法を押し付けないで言えば

佐藤誠司先生が書かれた

「英文法、何を重点的に教えるか」

https://amzn.to/32Mmb25

これ読むと、授業でどうしてもいいがちな

「はい、これでますよー」がいかに嘘かってのが

よくわかる。はい、僕はなんども嘘を言っていた

ことがわかってこの本読んで良かったです。

A:だよね。閻魔様に舌抜かれるもんね。

 ま、今日はこの辺で終わっとこうかね。

 知らん間に1500文字近くなってる。

Q:まぁ、アプリネタじゃなきゃ書けるってこと

 ですね。

A:シバリがあるからねw

 ということで今日はホリデースペシャルでした。

 ではまた。