正実のなんでもICT相談室リターンズ その52定期テスト直前・クイズレットをこう使う!
本日の動画
Q:今日、諦めます?
もう締め切りの時間すぎてますよ?
もうやめときます?
A:いや、思いついた今、ネタ今思いついた!
Q:って、これ、テスト前生徒からリクエスト
されてやってることをネタにするって倫理的
にどうかと思いますよ。
A:でも生徒が欲してるってわけやから
役に立つやろ?ってことで今日はクイズレット
をテスト対策でどう使わせるかー?のコツ
を紹介します。
Q:うちの学校はシステム英単語使ってるんですよね。
A:あ、祝第5版!!ご出版ですね。
新傾向の長文を反映してだいぶ見出し語が入れ替わって
使いやすくなった、という話も聞いてます。
Q:ただ章ごとに先生、データをクイズレットに
入れたものだから、テスト対策には使いにくい、と
生徒から言われたので、
A:はい、テスト範囲のものに書き出しー切りはりー
再度テスト範囲のクイズレットを作成すると・・・
Q:生徒大喜びー。
A:となります。
って、マウス数回クリックするだけなので
手順を説明しますと、
1)既存のクイズレットをひらく、
2)「エクスポート」でテキスト書き出し、
3)エクセルでテキスト貼り付け
4)いらないものを消す、
または、複数のクイズレットにまたがったら
それぞれエクスポート。
5)あとは切り貼りして、
6)出来上がったデータをコピーします。
7)最後は「クイズレットを作成」で
8)+ Word、Excel、Google Docsなどからインポートする
をクリックして貼り付けて「作成する」で完成。
Q:めっちゃ簡単ですね。
A:慣れたら秒単位でできますので是非お試しください。
正実のなんでもICT相談室リターンズ その51 反転授業実際的なコツとは(1)
本日の動画
Q:さて、今日はどうしますか?
A:今月末に岐阜県大垣北高校の加藤先生の
勉強会でお話することになったので、
ちょっとその関連をとは思っています。
Q:最近よく質問あるのって反転授業系です
よねぇ。岐阜県の機材では一切、実用化
のめどがないですけど。
A:まぁ、意識がICTにむいてるからね。
やりたいことといえば、そっちとかに
なるよね。
Q:でも、GoodNotesの使い方とかは
もうあらかたやったでしょ?
A:ただiOSになったタイミング前後で
いろんな機能が追加されてるから
GoodNotesも扱わないとな、とは
おもうけど、新機能を使う暇がない
っていう・・・
Q:まぁ、本当にそこにいる人の空白を
うばう場所ですからね、あそこ。
(遠い目
A:ということで、反転授業をする際に、
気をつけるべきこと、特に学校のwi-fi
を生徒に開放していない&生徒のセルラー
回線で実施してる際、動画作るときに
気をつけたいのは
「動画の容量・サイズを気にする」こと。
です。どうしても各家庭通信費を削りたい
ので定額プランが多いわけです。
で、ちまたの「公衆的ワイファイ」も
上手に使えばいいわけですが、
ましてや高級なスタバなんてそうそう
高校生はいけないわけで、そうなると
一本あたりの容量を圧縮してあげる
ことも重要かな、と思います。
Q:そこで使えるアプリとは?
A:Compressorというアプリ
Q:まんまですね。
A:でも、無料で圧縮できるし(ただ、
圧縮率を変えるのは有料版しかできない。)
広告入るけど家で作業する分には問題ない
ですよね。
Q:まぁ、早く世の中のインフラがアジアの平均
ぐらいになるといいですけどねぇ。
A:黒澤先生の話聞くと、
日本はそういう部分後進国だよねぇ・・・
正実のなんでもICT相談室リターンズ その50 英会話・英会話・英会話・・・
Q:今日はどうしますか?
A:明日模擬選挙で忙しいからパパッと
いきたいと思いますよ。
Q:生徒から「スピーキング力つけたい」
という相談が来たんでしたね。
A:よくよく聞くと「リスニング力つけたい」」
と表裏一体なんだよね、この問題。
Q:でも教員の間でも「英会話なんかよりも
しっかりと構造解析して読めるように
するべきだ」という人と「スピーキング力
が上がれば(つまり話せるようになれば)
リーディングも伸びるしリスニングも
聞こえてきたキーワードから類推してる
キワドーイリスニングじゃなくて理解を
伴ったリスニングになると思うんですけど
なんでそんな議論になるんですかね。
A:喋れないからじゃないの(ゴニョゴニョ
ま、あんまり毒づいてもいかんので
オススメの方法をいくつかご紹介。
と言っても今まで紹介してありますけどね。
Q:一つ目は?
オンライン英会話の無料お試しをはしごする
という技。
https://youtu.be/J2fJ4jUYXX0
Q:技でもなんでもないですね(苦笑
でも無料ってのはいいですね。
A:ただ月額会員とかになると月五千円かかるから
毎日25分を2ヶ月だけとか集中して受講する
ぐらいならまだ経済的に負担軽くなる・・・
世の中のお父さんが飲み会1回減らせば・・・
Q:それ、逆の立場になったら嫌でしょ。
A:そだね。
Q:じゃ、二つ目は?
A:AIを使ったオンライン英会話ということで
Terra Talk!
公式の解説動画はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCGAcG7gZ4s1goweLS0NNzrA
Q:なんか、仕込みみたいですね。
A:最近僕もちょっと試してないですけど、多分
精度上がってると思うし、いいと思うよ。
これはまた、月末の達人セミナーで会員
になったらレビューできると思います。
Q:とりあえず月額1950円ですね。
A:うん、これも高いか安いかっていうのは
意見別れるとは思いますが、
対面で(オンラインでも)緊張する
って人ならいいと思いますよ。
Q:三つ目は?
A:English Centralかな、と。
Q:楽しいですよね。いろんな動画をつかって
英語学べるし。タイピング練習にもなる
と思いますよ。
A:ただ、これ、「どうすれば発音が良くなる
のかわからない」というか。商売敵になり
ますがスタディサプリEnglishだと
苦手な発音の指導が動画で見られる
んですけどね。
Q:その辺は有料のオンライン英会話で
指導してもらうんじゃないですか?
A:それだと金かかっちゃうじゃん?
Q:なんかいい方法あるんですか?
A:やっぱり、Tad金子さんの
じゃないですかねー。
個人的には「英語が苦手な人のハート」
が分かってる解説が僕に取ってはツボなので
これを片手にEnglish Central。
TadさんのコンテンツがEnglish Central
に入れば最強なのに。
教科書展開もしてるんだからそこまで
いけば万々歳なのになー。
Q:ねー。
*スタディサプリEnglishは画面録画
できないように上手にプロテクト
かけてあるようでうまく撮影できなかった
ので割愛しましたが月額900円で
盛りだくさんなのでこれはこれで
オススメです。リクルートさんに連絡
取れば無料お試しIDも相談に乗って
くれると思うので気になる先生は
連絡してみてはどうでしょうか。
正実のなんでもICT相談室リターンズ その49 ネタがない時の棚からひとつかみ「おすすめYoutubeチャンネル編」
Q:今日はお休みだったんですけど、メルマガ
の記事書けなかったんですか?
A:う、うん、、、娘と動物園いってたら
時間があっという間に・・・(言い訳
Q:でも楽しみにしてる人いると思うんですけど。
A:じゃ、じゃぁ、、、禁断の棚からひとつかみ
「たまには授業に直接関係なさそうだけど、
役立ちそうなYoutubeチャンネル編」
いってみよう!
Q:谷口編集長の許可降りるかわからないですねw
A:あはははは・・・・(白い目
Q:で、何からいきますか?
A:今日取り上げようと思うのは三つ。だけど、
すでに大量のアーカイブがあるから
興味ありそうなものからみるといいかもね。
これみて、自分の授業動画のあり方考え
ちゃってます。クオリティ高い。
ポイントが頭に残る。
次世代の授業ってこうあるべきかもって
考えさせられるとともに、授業者である
中田敦彦さんの「面白いと思ったことを
伝える」ってコンセプト、僕ら教員が
忘れちゃってませんか?って思うので
バリバリ現役世代の先生方も訝しがらずに
一度見た方がいいと思います。
https://www.youtube.com/channel/UCFo4kqllbcQ4nV83WCyraiw
Q:いきなり第一位ですか。
なんか、Youtube的ですね(w
じゃ、第二位行きましょうか。
A:第二位はせやろがいおじさんですね。
https://www.youtube.com/channel/UCe6tWL2GoemBsKFLyn5ZpgA
沖縄に移住したお笑い芸人さんが沖縄の
素敵ーな海を背景に世論を高速でぶった切る
わけですけど、そのお笑いのエッセンスと
弱者に向ける眼差しって僕ら教員も忘れちゃ
いけないなーって思ったのでとりあえず
押さえておきましょう。短いって正義
ってのが僕ら教員世代とYoutube世代の
一番乖離してるところだと思うので
そのスピード感体感しましょう
Q:じゃ、はえある三位。
A:逆やろがいw ま、面白い。
じゃ、三位ってことで、
メンタリストDaiGoさんの心理分析してきたhttps://www.youtube.com/channel/UCFdBehO71GQaIom4WfVeGSw
ですね。僕ら学習法とかなんとなく自分たちの
経験則で語りがちなので世界の論文を引用した
裏付けのある学習法を紹介してるんですが、
基本、ニコニコ動画の有料会員への前振りって
いう位置付けですがそれでも我が身を振り返る
にはちょうどいいかな、と思いますよ。
Q:結構僕らが言いそうなことをバッサリと
切ってくれてますよね。
A:今日もArishima先生がブログで
「語彙の定着について考える」
書かれてましたが、僕らも裏付け、引用元
を丹念にあたるなどして
「サンプル数1(自分)」みたいな
独りよがりの学習法を生徒にあんまり押し付け
ないようにしたいものですよねー。
Q:独りよがりの学習法を押し付けないで言えば
佐藤誠司先生が書かれた
「英文法、何を重点的に教えるか」
これ読むと、授業でどうしてもいいがちな
「はい、これでますよー」がいかに嘘かってのが
よくわかる。はい、僕はなんども嘘を言っていた
ことがわかってこの本読んで良かったです。
A:だよね。閻魔様に舌抜かれるもんね。
ま、今日はこの辺で終わっとこうかね。
知らん間に1500文字近くなってる。
Q:まぁ、アプリネタじゃなきゃ書けるってこと
ですね。
A:シバリがあるからねw
ということで今日はホリデースペシャルでした。
ではまた。
正実のなんでもICT相談室リターンズ その48 CambridgeのWrite&Improveでライティング力アップ
Q:今日はどうしますか?
A:なかなか動画まで手が回らんのよね。
Q:先週は本当に手首やられてましたしね。
A:うん。
Q:そういう「猫の手も借りたい時に」使え
そうなライティング指導に生かせそうなサイト
ってないんですかね?
A:ずいぶん前にfbでも話題になった
ケンブリッジのWrite & Improveはいいと思うよ。
Q:初級から順番にIELTSのアカデミックライティングまで
練習できて機械採点してくれて無料。使わない手は
ないですね。
A:ちゃんとしたフィードバックあった方がさらにいいけど
ここで仕上げたものに対してフィードバックすることで
細かいミスのチェックをしなくてもいいのは指導者側
としても有益だと思いますよ。
正実のなんでもICT相談室リターンズ その47 AI英文添削サービスGrammarly追加有料版サービス"Proofreading"レビュー
本日の動画:
A:さて、長らく扱ってきたGrammarlyですが、今日で
完結です。長かったかな?w
Q:で、どうなんですか?Proofreadingサービス。
A:結論から言えばネイティブがいないうちのような
学校ならありなんじゃないかなぁ。どうしても
「この辺の言い回しってどうなんだろう?」とか
聞くに聞けないけど、そこそこ手が入って
戻ってくる感じだよ。
Q:そうですねぇ。
A:あとは実際の手直しされたファイルも見てもらえる
ようにリンク貼っておくのでそちら見てもらえばと
おもいますよ。
Q:意外と早かったですよね、帰ってくるのも。
A:だって24時間かかるって言って、2時間も
かからなかった時もあったしね。
Q:多分、英文の量が少ないからじゃないですかね。
A:ある程度細かいエラーはAIチェックでやっつけて
いるしね。もしかしたらこっちのエラー訂正を
ある程度トレースしてproofreaderに送ってるんかなぁ。
Q:だとするとこっちの意図も伝わりやすいですよね。
で、全く難点がないんですか?
A:いや、ないわけじゃないよ。
だって、「ここ直して欲しい」「ここ、こういう
感じで書き直すとどうなる?」っていう細かい
指示は出せないもん。せめてチャットウィンドウで
やりとりぐらいできてもいいかなって思う。
Q:まぁ、たしかにそうですね
A:ということで、まだまだサービスとしては改善の余地
ありですけど、とりあえずは「お試し」というか
ある種、実験台としていろいろ試してみました
Q:でもある意味「英語を書く楽しみ」は増えましたし、
「え、こういう語彙言い換えがあるんだー」という
発見は単語帳にはない感じですね。
A:入れ替え語句候補を見ながら、辞書を引くのも
意外と楽しいものですよ。ということで、
余力があれば有料版も試してみてください。
ではまた。
Proofreadされたワードファイルを見たい方はこちらから
ダウンロードしてみてください
正実のなんでもICT相談室リターンズ その46 AI英文添削サービスGrammarly有料版レビュー
本日の動画→https://youtu.be/FbQcPlivCbM
Q:さて、先週から引っ張ってるこの企画ですが。
A:そうですねぇ、だって無料版でもいいから
先生方に触って欲しいですもん。ここまでは
まぁ、AIなりでやってくれるのだから・・・
Q:「じゃ、僕ら英語教員はどこからどこまで
教え、生徒にできるようにしてあげればいいのか」
A:そこの到達点を見定める必要、本当はあると思う
んだけどねぇ・・・しかもさ僕も体感としてある
んだけど「使って使って、英語を書いて直され
自分で直してるうちに英語書けるレベルがちょっと
上がったんじゃない?」っておもうんですよね。
有料版のプライシングですが、
Monthly — $29.95 USD/month
Quarterly Subscription — $19.98/month (billed as one payment of $59.95 USD)
Annual Subscription — $11.66/month (billed as one payment of $139.95 USD)
となってるけど、もしかしたらセールとか出やすくなる
時もあるかもしれない。無料でしばらく使ってて、
セール時にかんがえるのもありかもしれないね。
Q:で、有料版だと何がいいんですか?
A:まず、ワードなりテキストで自分が書きたい英文
書きますよね。
(ちなみにGrammarlyのサービスとして、
WORDの「アドオン」機能という
「後からちょい足し機能」みたいなのがあるんですが
インストールするとワードの起動遅くなる。
これは、不要かな、個人的には。iOS版も微妙。)
Q:書いた英文どうやってチェックするんですか?
A:
1)Grammarlyのアプリ立ち上げる。
2)「NewDocument」をクリック。
そこにテキストをコピペまたは
そこに直接入力する
3)チェック後のゴール設定みたいなのが
出てきます(これは動画見てもらった方がいいかも)
で、好みの設定にしてもらうと、
4)勝手にチェックが始まる。
そんな感じです。
Q:最初のチェックだと、なんか採点されますよね。
A:うん、これがなかなかドキドキする。
4観点でチェックされるけど、
1)Correctness
2)Clarity
3)Engagement
4)Delivery
この観点ってライティングの採点するときの
ルーブリックにも使えるかもね。
Q:で、この観点ごとに修正点の提案があるわけですね。
A:あとね、単語ごとにダブルクリックするとSynonimの
提案も出てくる。でも適語を本当に選べるか、ってのは
数書かないと身につかない感覚かもしれんね。
Q:あと、群動詞とか熟語とかの大体は対応してなさそう
ですね・・・この辺りはもう少し改善されていくと
いいかもですね「有料版」だけでも。
A:そうだね。
じゃ、次回はとうとうさらなる課金サービスProofreading
のレポートをしたいと思いますよ。お楽しみに。