日本の(地理的)中心でICTに愛を叫ぶブログ

岐阜県の公立高校でICTを使った英語の授業をしている者です。ただどんどん関東エリアや、日本各地の私学の先進的な事例を聞くと「このままで大丈夫か?」と焦りを感じながらゲリラ的にやれることからコツコツとICTを活用した授業を展開しており、その一端をご紹介している次第です。

ブログ限定記事 英語の語順について

ざっくりとした解説動画も作りましたので

ご参考に。

 

細かいことはいいから英語で文章

かければいい、という方はこちら


Googletranslateで仲田屋さん

 

英語の基本から、という方はこちらも

bit.ly

 

こちらはちょっと上級者向けかも

www.youtube.com

 

 

 

 

 

「英語を勉強するのに何から始めたらいいですか」

とよく聞かれますが、断然「語順」です。

語順って、ようは「単語をどう並べたらいいか」の規則

であり、僕らが苦しんできた「文法」ってやつです。

ただ文法っていうと苦しい響きですが、「語順」っていうと

「あ、単語の並べ方ね」と心理的負担が減る気がします。

(あ、僕だけですかね。)

 

で、どう並べたらいいのかは田尻吾郎先生がまとめられた

このシートを見れば一目瞭然です。

 

はい、ブ厚い文法書を暗記していた

「高校時代」を返して欲しいですねw

http://www.benesse-gtec.com/fs/tajiri/guidance/pdf/gojunhyo.PDF

 

 

中学生版(こっちで十分

http://www.benesse-gtec.com/fs/tajiri/guidance/pdf/gojunhyo_jhs.PDF

 

動画で解説した表はこれらを再編集したものです。

 

英語の世界で習得しやすい語順から押さえていくと

いいと思います。

 

「〜が・・を(  )する。」のパターン

 

例)「トミーがカレーライスを食べた。」

 

みたいな。

ある人物がある目標物に対してなんらかの動作をした

時に使う表現です。

 

多分「英単語3語で話せ」ってこれを念頭に

置いたんじゃないかな、と思います。

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行動の対象になるのは

人でも、物でも構いません。

 

 

2)誰・何がーするースキップー詳細説明

「僕はココイチに行きました。」

He went to Coco-ichi. 

このパターンや、この後に出てくる

「〜がいる・ある」パターンで問題になる

「前置詞問題」についてはまた後でやります。

 

3)動画では解説入れてないですが、

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「〜がー( )するー〜さんにー・・を」の

パターンで( )の中には

 

「【〜さんに・・を】あげる、買ってあげる、作ってあげる」

といった動詞が入ります。

 

「父は私にその本を買ってくれた。」

      ↓脳内変換↓

父はー買ってくれたー私にーその本を

 

 

→My father bought me the book.

となります。

 

4)

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使いまわせると一番便利なのがこのパターン。

「〜が〜さんを・・と呼ぶ」とか。

動詞のバリエーションが多く、このカテゴリーだけで

本1冊出るんじゃないかと思うのであれこれはやりません。

とりあえずここではcall「〜さんを・・と呼ぶ」だけ扱います。

 

<基本パターン2>「説明する文章」

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「〜は・・だ」という説明や主観による判断をする時に使う

文章です。これも動詞によっていろいろありますが、

1)be動詞 基本的なイメージはA=Bです。

2)5感に関する動詞「look, feel, hear, feel, taste」

3)become「〜になる」

4)remain「・・のままでいる」

ですが、このあたりは動画を見ていただくとして、

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についてですが、Be動詞は「いる・ある」

という存在を表します。

 

Your brother is upstairs.

(兄は、います、上の階に)

 

The book is on the desk.

(その本は、あります、机の上に)

 

こんな感じで使います。

 

 

ではここで、先ほど棚上げした

 

「前置詞問題」

 

について。前置詞とは

 

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で使うものです。

日本語の助詞に似てるかな、と思います。

主格・目的格としては使えませんが。

 

この塊の仕事は、一番多いのは

「どのように・どこで・いつ・なぜ」

の部分で使われることでしょうか。

*高校では「副詞」って習うかもしれませんが

難しい言葉は避けたいと思います。

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ここで使う、というわけです。

 

場所を表す前置詞は次の通り

 

at, on, in, from, into, under, near, over, around,

across, through, by, to

 

これは語呂合わせで覚えました。

田尻先生直伝です。

at, on, in, from, into, under, near, over, around,

後に風呂見んと、あんたにぁオーバーやらんど

across, through, by, to

あぁ苦労するバイト

 

いや、語呂の意味は

風呂屋の番頭とバイトの会話です。

どうでもいい。

 

前置詞の意味ですが、

今テレビCMでみませんか?

「ONは接してれば上でも下でもON

なんだ!!」と力説してるCM。

最初はイメージで覚えればいいと

思います。辻褄合わない部分は

そのうち出てきますが、出てきた

時に考えてください。

 

イメージで前置詞を覚えるには

 

「ナオトインティライミで覚える前置詞」

blog.livedoor.jp

 

または

 

どら○もんで覚える前置詞

d.hatena.ne.jp

 

をご活用ください。

 

 

とりあえず、これだけ押さえておけば簡単な

エイブンは作れるか、と思います。