日本の(地理的)中心でICTに愛を叫ぶブログ

岐阜県の公立高校でICTを使った英語の授業をしている者です。ただどんどん関東エリアや、日本各地の私学の先進的な事例を聞くと「このままで大丈夫か?」と焦りを感じながらゲリラ的にやれることからコツコツとICTを活用した授業を展開しており、その一端をご紹介している次第です。

正実のICTなんでも相談室(23) 「字幕で差がつくiMovie」を使いこなす〜完結〜編

今日の難易度★★★☆

Q:今日は「実際の加工」を紹介してくださる

 んですよね?楽しみー。

A:じゃ、まずはiMovie立ち上げておいてね。

 で、まずは使用する元動画をiMovieにドラッグ

 しておきます。

Q:はいはーい。予告編テンプレートを立ち上げて、

 動画をぽぽぽーいと当てはめて「書き出し」をすれば

 いいんですよね。はい、準備してあります。

A:そうしたら、前回作った緑色を背景にした字幕動画を

 作りましたよね。あの動画もiMovieに取り込みます。

 ここまで準備したら、「新規作成」ボタンを押して、

 データの入っていない、動画作成画面を再び呼び出します。

 ここに、元データと字幕データをドラッグして読み込みます。

 

Q:簡単ですね。で、後は何をすればいいんですか?

A:あとは、字幕データを「それぞれの字幕ごと」に分割します。

 分割した字幕データを、表示したい場面の上にドラッグ

 していきます。この状態で再生すると「場面が切り替わる」

 設定になっています。

Q:うわ、急に真緑の画面に切り替わって気持ち悪いですね。

A:ま、これはこれで使える場面もあるんだけどね(多分

 

Q:この状態ではダメですよね。

A:じゃ、字幕データをダブルクリックしてみてください。

Q:あ、なんか編集画面が変わりましたね。

A:はい、字幕の編集画面に変わったと思います。

 

 

 

 

 今は「カットアウェイ」になっていると思います。

 これを「グリーン/ブルースクリーン」に切り替えて

 ください。

Q:あ、字幕に変わった。すごいっ!

A:でしょ。こういう「すごい!」がものづくりの原点

 かもしれませんね。はい、これで終わりじゃありませんよ。

Q:あ、書き出ししないといけませんね。

A:そうです。書き出しをして、保存すれば終わりです。

Q:あー、やってみると大した作業じゃないですけど

 作品を見るとなんかより愛着湧きますね。

A:でしょう?iMovieにあるテンプレートを使うことも

 いいんだけど、余力がある時にちょっと工夫してみると

 自分の動画がより「自分らしくなる」んです。

 生徒さんの動画を編集して残していくなら、

 こんな一工夫もありじゃないかな、と思いました。

 実は今年、僕も卒業生を送り出すので彼らの動画を

 編集します。

 その時には私も、このテクニックを使おうと思います。

 

 では、加工の風景はこちらの動画を見て

 確認してください。

www.youtube.com