正実のICTなんでも相談室(23) 「字幕で差がつくiMovie」を使いこなす〜完結〜編
今日の難易度★★★☆☆
Q:今日は「実際の加工」を紹介してくださる
んですよね?楽しみー。
A:じゃ、まずはiMovie立ち上げておいてね。
で、まずは使用する元動画をiMovieにドラッグ
しておきます。
Q:はいはーい。予告編テンプレートを立ち上げて、
動画をぽぽぽーいと当てはめて「書き出し」をすれば
いいんですよね。はい、準備してあります。
A:そうしたら、前回作った緑色を背景にした字幕動画を
作りましたよね。あの動画もiMovieに取り込みます。
ここまで準備したら、「新規作成」ボタンを押して、
データの入っていない、動画作成画面を再び呼び出します。
ここに、元データと字幕データをドラッグして読み込みます。
Q:簡単ですね。で、後は何をすればいいんですか?
A:あとは、字幕データを「それぞれの字幕ごと」に分割します。
分割した字幕データを、表示したい場面の上にドラッグ
していきます。この状態で再生すると「場面が切り替わる」
設定になっています。
Q:うわ、急に真緑の画面に切り替わって気持ち悪いですね。
A:ま、これはこれで使える場面もあるんだけどね(多分
Q:この状態ではダメですよね。
A:じゃ、字幕データをダブルクリックしてみてください。
Q:あ、なんか編集画面が変わりましたね。
A:はい、字幕の編集画面に変わったと思います。
今は「カットアウェイ」になっていると思います。
これを「グリーン/ブルースクリーン」に切り替えて
ください。
Q:あ、字幕に変わった。すごいっ!
A:でしょ。こういう「すごい!」がものづくりの原点
かもしれませんね。はい、これで終わりじゃありませんよ。
Q:あ、書き出ししないといけませんね。
A:そうです。書き出しをして、保存すれば終わりです。
Q:あー、やってみると大した作業じゃないですけど
作品を見るとなんかより愛着湧きますね。
A:でしょう?iMovieにあるテンプレートを使うことも
いいんだけど、余力がある時にちょっと工夫してみると
自分の動画がより「自分らしくなる」んです。
生徒さんの動画を編集して残していくなら、
こんな一工夫もありじゃないかな、と思いました。
実は今年、僕も卒業生を送り出すので彼らの動画を
編集します。
その時には私も、このテクニックを使おうと思います。
では、加工の風景はこちらの動画を見て
確認してください。