日本の(地理的)中心でICTに愛を叫ぶブログ

岐阜県の公立高校でICTを使った英語の授業をしている者です。ただどんどん関東エリアや、日本各地の私学の先進的な事例を聞くと「このままで大丈夫か?」と焦りを感じながらゲリラ的にやれることからコツコツとICTを活用した授業を展開しており、その一端をご紹介している次第です。

本年はお世話になりました。

さて、ちょっと最近考えてるのはこのままhatenaに書くか、

noteに移るかってことです。未だにサードパーティクッキー

問題で色々煩わしさを強要されてるhatenaに居座る理由も

あんまりなく、もともとブログに落としてるのは、メルマガ

への寄稿のためで、まぁ、別にここを閉鎖するつもりもなく

今年を一区切りに一旦noteに拠点を移してみてもいいのかな、

と思った次第です。

 

hatenaでもちょっとはアクセスがあって、月100vp

ぐらいはちゃんとあるのでこっちでもいいのかな、とも

思ってるんですが、Get out of the comfort zone at presentが

多分来年の座右の銘になりそうなので、その第一弾は

ブログ移転にしようかな、と思っています。

正実のなんでもICT相談室リターンズ その92クイズレット、再び

本日の動画 https://youtu.be/xU14kc0S3bs

 

さて、年末になりました。

只今、ベトナムの大学生とうちの高校生がZoomで

交流をしています。(今日のゲストスピーカーは

シンガポールの実業家!!)国際交流先を探されてる方、

オンラインに活路を見いだされてはどうでしょうか?

 

今日はそんなわけで、今日は動画一本で皆様とお別れです。

Quizletに「スキャン機能」が実装されました。

これでわざわざ文字をタイプする必要がなくなりました。

まだまだOCR機能には課題はありそうですが、

生徒さんが自分で自分のための単語セットを作るだけなら

これで十分ですし、また、生徒同士が同じ範囲で違った

単語をセレクトした単語セットを作れば、お互いの

学びが深まると思うのですがいかがでしょうか。

 

ということで今回は短いですが、これで年内はおしまいです。

最後に、一年間、ライフスタイルの変化もありなかなか

更新できない中辛抱強く待っていただいた谷口先生、

コメントを下さった先生方、本当にありがとうございました。

 

おかげで、Youtubeチャンネルも素人にしては

500名のサブスクライバー到達しました。

いい経験させていただいています。

ありがとうございます。

 

来年もみなさんにとって快適な教授環境を

お届けできるように情報を集めていきたいと思います。

ではまたー。

 

正実のなんでもICT相談室リターンズ その91 ZipGradeでカスタムアンサーシートを作ろう!

今日の動画

https://bit.ly/2Kn3a1W

 

Q:今日は質問が来てます。

「既存の20問、50問、100問以外の設定って

 できないんですか?」とのことです。

A:できますよー。

 PCで作業したほうがいいと思うんで、PCで

 ZipGradeのサイトを開きます。

https://www.zipgrade.com/forms/

 1)Answer Sheetsのタブをクリックします。

 2)一番下の「Custom AnswerSheets Wizard」を

   クリックします。

 3)New Answer Sheetsのボタンをクリックします。

Q:ここまではいいですねー。

A:ここからさらに5Stepsです。

 5・6・7・8けいこさーん!(謎

Q:達セミリピーターならわかるはず!

A:1)Step 1 of 5: Custom Answer Sheet Name

Q:名前をつけるわけですね。

A:Step 2 of 5: Header Boxes

Q:ヘッダーボックス、名前以外はあってもなくても

 いい気がします。コースとか、複数の学科がある

 学科だと学科名書かせてもいいかも、ですね。

A:Step 3 of 5: Key Version and Student ID

Q:Number of Student ID Digits:

これは、生徒認識番号の桁ですが、組ー番号ぐらい

なら3桁でいい気がしますけどねぇ・・・
A: Label for Student ID Section:

これもClass&StudentIDとかで十分な気が。

Q:Include Key Version Section:

A:未だにこれは何に使うか

Q:わからないですねぇ・・・とりあえずなくて困らない

 んですけどねぇ。Forumかどこかで質問しますね。

A:うん、よろしく。じゃ、つぎ。

Q:Step 4 of 5: Define Questions

A:まず、Add multiple-choice questionsをタッチして、

 Internal Label○の中にabcがあるかExternal Label欄外に

 abcって書かれてるかの選択だね。

Q:基本internalでいいですよねぇ?

A:うん。で、Number of Questionsはなぜか、問題数で

 選択したものの倍の問題数が入ってきちゃう。

 バグ?

Q:ようわからないですね。Answer Labelsの解説をお願いします。

A:”The letters to be used for labels for this question entered

     with no spaces. For example, ABCDE or TF. Enter up to 10 letters.”

って、書いてあるやん。何その前フリw

Q:とりあえず選択肢は10文字までいけるんですね。

A:でも、結局問題数と選択肢の数でどこまでA4に収まるのか

 で決まってくるから、あんまり選択肢多くても・・・って

 気はするね。共通テストMax9文字らしいのでやってみると

 50問が限界っぽかったです。

Q:で、最後"Publish"ボタンを押すと、次からは最初につけた

 タイトルでアンサーキーを作るページで選択できるように

 もなりますし、印刷もできるようになる、ということですね。

A:そのとおり。

Q:まだ質問きてるんで、次週も質問に答えていきましょうね。

A:はいはーい。

 

正実のなんでもICT相談室リターンズ その90 ZipGradeで秒速マークシート採点!

f:id:watanabemasamidesu:20201221225611j:plain

ZipGradeを使ってマークシートの採点を秒で終わらそう。

本日の動画はこちら

https://bit.ly/3qXAqgC

Q:今日はとうとう時短ネタパート2ですね。

A:3かもしれないけど、まぁ、ネタ的には2にしておこう。

Q:このアプリの特徴はなんですか?

A:携帯をスキャナ代わりにして、マークシートを採点しちゃおう!というアプリなんだ。

Q:無料ですか?

A:月100枚までは無料かな。

 だから同僚の先生は「再試だけ、これつかう」って言ってる。

Q:めんどくさいけど複数メールアドレス用意すれば複数アカウント

 できますよね、多分。

A:僕は面倒くさいからやらない。7ドル(年)だったら、有料で良いと思うし、有料ユーザーが増えてサーバーが少しでも軽くなったほうが良いと思ってるw

Q:で、どう使うんですか?

A:

1)まずはこちらのサイトでアカウントを作りましょう。

https://www.zipgrade.com/

で、メール認証してアカウント作成完了。

 

2)採点用紙は最初は

https://www.zipgrade.com/forms/

にある出来合いのものでいいと思います。

20問、50問、100問と用意してあります。

ただ、50問か100問がいいと思います。

生徒IDのマーク欄が有るので後でソートしやすいですから。

ただ小テストとか、サクッとやるだけなら20問でも

良いと思います。

 

3)問題を作成します。

PC版だとhttps://www.zipgrade.com/quizzes

まず、クイズ名、問題用紙の選択、テストの日付

を入力します。

 

4)アプリをゲット

ここまではPCでもスマホでもいいです。

 でも、マークの答えの入力は圧倒的にPCよりもスマホ

やったほうが良いのでアプリをゲットしてください。

AndroidiOSでゲットできます。

Android: https://bit.ly/2KoYmJ0

iOShttps://apple.co/37iooH0

アプリがインストールできたら、ログインをし、

「データを同期」します。

これは画面下の「cloud」をタッチして

Syncボタンを押すと自動的に行います。

 

5)アプリで答えを入力

ホーム画面下の[Quizzes]をタッチして、先程

作成したクイズ名が出てると思うのでそちらをタッチ

します。すると

[Edit Key][Scan Papers]といったボタンが出てきます。

まずは[Edit Key]で答えを入れます。問題番号横のABCDEと

あるので、任意の答えを指でタッチしていくだけです。

 

6)[Scan Papers]で答案用紙を読み取り。

解答用紙はこちらから印刷できますので

https://www.zipgrade.com/forms/

印刷して生徒に解答をしてもらって回収します。

画面の四隅の□と、解答用紙の四隅にある■を

読み込むと、あら不思議、「秒で読み込める」って

寸法です。

 

Q:ちょっと説明が長くなったので今日はここまでに

しますねー。まずは実験してみてください。

来週は応用編や細かいところの話をします。

 

 

 

 

 

正実のなんでもICT相談室リターンズ その89 Metamoji ClassRoomでできること不得意なこと

本日の動画:

https://bit.ly/2HvOSe9

 

Q:先週はMetamojiのセミナーにも参加しましたね。

A:うん、共同編集もちょっとだけ体験できたし、

 リアルタイムに活動をさせるという点では

 すごく良く出来てるね。

Q:使ったことないですがロイロノートとかも、

 いろんなリアルタイムなやり取りができる

 んでしょうねー。

A:使ってないからなんともわからないけど。

Q:で、今日はMetamojiClassRoomでできること

 できないことをまとめるんですね。

A:うん、とはいってもまだ生徒が一人一台

 もってるわけじゃないから、僕らが使ってる

 機能は情報提示装置としての機能限定で、

 話しますね。

Q:というとプロジェクターにつないで、画面を

 使って解説するって体裁ですよね。

A:うん、そういうこと。

 なので、ノートアプリと競合するんだよねー。

  機能的には。そうなると、GoodNotesとの

 比較になってくるかな。ただ、提示装置として

 見てみると、Metamojiはいい具合に追いついてる

 といえるよ。

Q:具体的に言いますと?

A:

1)ペンツールの選択の幅が広いこと。

 ペンの種類、色、透明度まで選択できる。

 これは特に女子のノートまとめモチベーションが

 あがるだろうな、と。

2)定規ツールできれいに書けるのはGoodNotesも

 一緒だけど、( )がきれいに出るのは僕的には

 すごく嬉しい。それだけで、正直、提示アプリ

 としてはMetamojiを使う気になったよ。

Q:マイナス面としては?

A:やっぱりね、

GoodNotesはノートアプリで、個人が勉強するための

アプリで、Metamojiはその機能はまだまだってこと。

アプリ間連携もまだまだだし、OCRが機能しないのは

高校生・大学生としてはちょっと致命的。ファイルを

pdfで書き出して、OCR処理して、別のノートアプリ

で管理することになりかねない。それはハッキリいって

無駄なので、共同作業するにしたって、Google Slidesや

Google Documentのような連携の自由さもないし、

検索性も低いとなると、勉強アプリとして独習用のアプリと

して使っていくのはまだまだキツイ。

 

Q:逆にその点が解消されると最強ツールですね。

A:うん、だから期待も込めてちょっと辛口レビューに

 なりましたが・・・( )がきれいに出るだけでも

  僕は感動だけどね。

正実のなんでもICT相談室リターンズ その88 オルフィス&メタモジで授業準備超効率化!

本日の動画:

https://bit.ly/3f4Uqsp

Q:本日は「岐阜県立の高校を効率化しよう!」

 というテーマです。

A:岐阜県以外の先生方も管理職に「岐阜県

 こんなコトやってる。なぜ本県はできない

 んですか!?」と直談判していただいて

Q:日本中の公立高校が効率化するといいな、

A:そういうふうに思います。

 河野太郎大臣も

「ICT化と教員削減、「取りまとめから削除」指示 河野行革相

https://www.kyobun.co.jp/news/20201116_06/

って言ってますし減らせる手間は減らして、

生徒と過ごす時間を増やしたいものです。

(自立させるための手助けとして、ですがね)

Q:そういうわけで岐阜県の最終兵器、オルフィス

 の話をしましょう。

 オルフィスは理想科学工業さんの多機能複合機

1)印刷めちゃ速い

2)ホチキスドメや、クラス人数のプログラム印刷

3)スキャナー機能(コンソールで自分のPCでに送る)

ができます。

A:(もっと色々できるけど)

 で、スキャナーで読み込み、それを自分のPCに

 送り、それをメタモジに読み込むわけですね。 

Q:メタモジは何に使ってます?

A:今のところは教室で提示用に使ってるよ。

  でも、生徒一人一台タブレット配布されたら、

 板書も「指でぴっ」と配布できるようになるし、

 生徒同士でも一つのファイルを共同編集とか、

 生徒の撮影した動画や音声を回収することもできるね。

Q:でも、それってFlipgridでもできませんか?

A:Flipgridの方が良いよ。評価できるもん。

Q:あ、メタモジはそこまではできませんね、たしかに。

A:なので、基本、メタモジは今の所ノートアプリ的に

 使ってるかなー

Q:なるほど。でも、板書で解説として書き込んだものを

 そのまま送れればばいいですよね。

A:でしょ。

Q:ということで、詳しい方法や

 見た感じは動画の方でどうぞー。

A:是非今回は色んな人に見てもらって、シェアして

 いただき、「学校業務の高効率化」の一助になれば

 と思いますのでよろしくおねがいしまーす!

 Q:ぜひ、SNSでバンバン拡散してください。

(そして教育委員会さんとか、管理職の先生たちに

 こんなシステムを入れてほしい!と要望して

 いくことで話が進めばと思います。)