日本の(地理的)中心でICTに愛を叫ぶブログ

岐阜県の公立高校でICTを使った英語の授業をしている者です。ただどんどん関東エリアや、日本各地の私学の先進的な事例を聞くと「このままで大丈夫か?」と焦りを感じながらゲリラ的にやれることからコツコツとICTを活用した授業を展開しており、その一端をご紹介している次第です。

正実のなんでもICT相談室リターンズ その89 Metamoji ClassRoomでできること不得意なこと

本日の動画:

https://bit.ly/2HvOSe9

 

Q:先週はMetamojiのセミナーにも参加しましたね。

A:うん、共同編集もちょっとだけ体験できたし、

 リアルタイムに活動をさせるという点では

 すごく良く出来てるね。

Q:使ったことないですがロイロノートとかも、

 いろんなリアルタイムなやり取りができる

 んでしょうねー。

A:使ってないからなんともわからないけど。

Q:で、今日はMetamojiClassRoomでできること

 できないことをまとめるんですね。

A:うん、とはいってもまだ生徒が一人一台

 もってるわけじゃないから、僕らが使ってる

 機能は情報提示装置としての機能限定で、

 話しますね。

Q:というとプロジェクターにつないで、画面を

 使って解説するって体裁ですよね。

A:うん、そういうこと。

 なので、ノートアプリと競合するんだよねー。

  機能的には。そうなると、GoodNotesとの

 比較になってくるかな。ただ、提示装置として

 見てみると、Metamojiはいい具合に追いついてる

 といえるよ。

Q:具体的に言いますと?

A:

1)ペンツールの選択の幅が広いこと。

 ペンの種類、色、透明度まで選択できる。

 これは特に女子のノートまとめモチベーションが

 あがるだろうな、と。

2)定規ツールできれいに書けるのはGoodNotesも

 一緒だけど、( )がきれいに出るのは僕的には

 すごく嬉しい。それだけで、正直、提示アプリ

 としてはMetamojiを使う気になったよ。

Q:マイナス面としては?

A:やっぱりね、

GoodNotesはノートアプリで、個人が勉強するための

アプリで、Metamojiはその機能はまだまだってこと。

アプリ間連携もまだまだだし、OCRが機能しないのは

高校生・大学生としてはちょっと致命的。ファイルを

pdfで書き出して、OCR処理して、別のノートアプリ

で管理することになりかねない。それはハッキリいって

無駄なので、共同作業するにしたって、Google Slidesや

Google Documentのような連携の自由さもないし、

検索性も低いとなると、勉強アプリとして独習用のアプリと

して使っていくのはまだまだキツイ。

 

Q:逆にその点が解消されると最強ツールですね。

A:うん、だから期待も込めてちょっと辛口レビューに

 なりましたが・・・( )がきれいに出るだけでも

  僕は感動だけどね。