日本の(地理的)中心でICTに愛を叫ぶブログ

岐阜県の公立高校でICTを使った英語の授業をしている者です。ただどんどん関東エリアや、日本各地の私学の先進的な事例を聞くと「このままで大丈夫か?」と焦りを感じながらゲリラ的にやれることからコツコツとICTを活用した授業を展開しており、その一端をご紹介している次第です。

正実のなんでもICT相談室リターンズ その4 Documents by Readdle を使ってiPadをPCライクに使おう

Q:今日はどうされますか?

A:うーん、富山疲れで・・・

Q:ダメですよ、ちゃんと連載は続けないと。

A:そうだね、また前みたいになっちゃうよね。

Q:で、今日はどうするんですか?

A:実はお悩み相談が来てて。

 「iPadを使ってるんですが、PCからのファイル転送

ってMacからならairdropすれば良いんですけど、

W inから良い方法ってないですか?できれば、

ネットに繋がってなくても転送したファイルを

見たいのでクラウド以外の方法をお願いします。」

Q:おぉ、なかなか難易度の高い。

A:だけど、これはアプリで一発解決です。

 ズバリ「Documents by Readdleを使うべし!」です。

ダウンロードはこちら

https://apple.co/2NEKs2B

Q:で、どう使えば良いんですか?

A:

0)PC側で使いたいクラウドサービス(Google Drive

でもDropboxでもOKです!!)のアカウント設定

します。すれば、まずクラウド上にファイルを転送

&見られるようになるのでPCから必要なファイルを

クラウドに転送しておきます。

1)そしてiPad側にアプリをダウンロード、インストールする。

2)左上の歯車マークから、

「ネットワーク」「アカウントの追加」または

GoogleDrive / Dropboxにログインをタッチして、 

アカウントを追加します。

3)あとは、クラウド上のファイルを指で押さえながら

左上にある「書類」その下の階層の任意のフォルダに

ドラッグすれば、ファイルが転送できます。

Q:おぉ、なんかPCのドラッグ&ドロップができる

ようになったんですね!!めっちゃ便利。

A:でしょ。このアプリは無料なんで絶対入れて

活用すべき神アプリと言えるでしょう。

Q:今日は短いですけど、めっちゃ役立ちそうです。

早速活用して見たいと思います。

A:ではまた来週!  Special Thanks to Mr. Hamajima!!

本日の解説動画:http://bit.ly/2J6G0Gp

 

正実のなんでもICT相談室リターンズ その3:Quizlet&Launchpadを組み合わせて使ってみよう

先々週の動画はこちら

http://bit.ly/2MXXFmT

先週の動画はこちら

http://bit.ly/2KfmVXd

今週の動画は最後にアドレスが貼ってあります。

 

 

Q:今日はショートバージョンですね。

A:いま研修で富山に来てますので・・・

Q:動画は撮れましたか?

A:はい、zoomとQuickTimeでちょっと実験的

ですが、一発どりしました。

Q:ちょっと画像荒いのはすいません。

A:で、今日は予告通り、Launchpadと

Quizletの組み合わせ技を紹介します。

LaunchPadはダンスミュージックに強い

リズムボックスアプリです。

Q:以前こちらでも紹介しましたね。

http://watanabemasamiictell.hateblo.jp/entry/2015/06/23/200425

A:そうです。だいぶバージョンも上がって

変わってますのでよかったら解説動画みてくださいね。

Q:で、どんな活動のご提案ですか?

A:新出単語の導入をリズムにのってノリノリでやっちゃおう!

って感じです。

1)新出単語の発音確認1[表示は英語]

2)新出単語の発音確認2[表示は英語・ランダム再生]

3)意味の確認[表示は日本語・英語同時表示]

4)日本語を提示して英語を発音させる[表示は日本語]

5)日本語を提示して英語を発音させる[表示日本語・ランダム再生]

と、ねちっこくやっても、2、3分で終わります。

Q:うちの学校では1&2を1時間目、3、4は2時間目、

5は腕試し的にという位置付けですね。

A:タスクレベルをちょっとずつあげる、

実施する回数をなるべく多く持つ、

あたりがコツでしょうか。

Q:音読リピーティングなら本文でも使えますね。

A:次回はQuizletLiveと、本文チャンツを扱いましょうかね。

ではまた来週。

 

本日の解説動画

http://bit.ly/2lOGOXt

 

正実のなんでもICT相談室リターンズ その2:Quizlet Web版とアプリ版の違い

先週の動画はこちら

http://bit.ly/2MXXFmT

今週の動画は最後に。

Q: 今週はQuizletのどんなことを?

A:Quizletはどんな端末でも使うことができます。

      変な話、公用PCでデータを作っておいて、

      タブレットでデータを読み出す、とか。

Q:なるほど、同じアカウントでいろんな端末で使える

       のは魅力です。学校でデータを用意しておいて家で

      調整、逆もできますね。

A:あと、公用PCを教室に持ち込むのはある種のリスクを伴う

      わけで、各学校のセキュリティポリシーもあるかと思いますが

      個人的には公的PCを教室に持っていって破損、生徒がそれを

      触るっていったようなリスクよりは自分のiPhonesを

  プロジェクタに接続して見せる方がトータルでは

  良いような気がするんですけど。

Q:でも公的には×ってことが多いようですね。

A:そういうときは公的なタブレットを買ってもらうのが一番

      でしょうね。そういうケースでも使えると思います。

Q:一回作れば生徒ともシェアできますしね。で、今日は何を?

A:今日は、もう一本だけごくごく基本的なことをやりたくて。

Q:といいますと?

A:Web版とアプリ版の違いについてやりたいと思います。

Q:そんなに違います?

f:id:watanabemasamidesu:20180625162529p:image
f:id:watanabemasamidesu:20180625162522p:image

A:ね?

Q:まぁ、ちょっと画像がガチャガチャしてますけど。

A:ごめん、GoodNotesとApple Pencilの連携が楽しすぎて。

Q:でも、まぁ、ぱっと見も違いますね。

A:機能も出来ること、できないことが若干違うので

      注意です。

Q:でも、使ってるうちに慣れる、、、かな?

A:そうですね。

Q:じゃ、とりあえず動画をザッと見てって感じですか?

A:はい、今日の動画はこちらです。

 

http://bit.ly/2KfmVXd

bit.ly

Q:来週こそは、ちゃんと、使い方について本格的に

      教えてくださいよ!!

A:でも来週、俺、富山でキャリア教育研修・・・

Q:ネットだったらどこからでもアップできるでしょ!!

A:そ、そうですね、、はい、頑張ります。

Q:全国に待ってる人いるって分かってるんだから

      責任持ってやりましょう!

A:はい・・・(なんか、Q先生、前回の連載よりも

      キャラが強くなってないか??

 

正実のなんでもICT相談室リターンズ その1:Quizletを使い倒す

昨年7月にフィナーレを迎えた「なんでもICT相談室」ですが、

先日の達人セミナー@姫路での反響、別室でのブログ再開の反響も

あり、復活することにしました。公務もありますのでもしかすると

しばらくは「おもしろ動画」と「使えるアプリ」を交互に紹介する

形になるかもしれませんが、よろしくお願いします。

 

Q:さて、本格始動となりましたね。どのアプリからいきますか?

A:やっぱりQuizletでしょう。先生たちの働き方改革(意味のない

形だけの時短じゃなくて、仕事の高効率化を意味したいと思います。)

のためにも、役立つアプリ、役立つ使い方を紹介していきたいと

おもいます。

Q:おぉ、なんか気合い入ってますね。とりあえずはアカウントとってもらう

ところからですよね。

A:うん、そうだね。まずはこちらの解説動画をみて、アカウント作成

から簡単な「学習セットの作成」までやってみてください。

https://youtu.be/c4MIzZ9HWpU

Q:有料と無料の違いってなんですか?

A:1)作った学習セットの公開・非公開、

      2)生徒・クラス管理の可否、

      3)QuizletLiveでの出題方法の変更の可否

かなぁ。

Q:でも、よく考えるとみんなで使うっていうなら、

      無料版で初めてもいいですよね。

A:うん。そうだね。無料版でとりあえず十分。

Q:なにがいいんですか?

A:パワポで作ってたフラッシュカードがエクセルに打ち込んだものを

      コピペしていけばいいだけだからめっちゃ楽です。教科書付属

      データをそのまま貼り付ければいい、って場合もあるから、

      教科書データが新出単語リストをエクセルデータでだしてたら

      コピペ2、3回でフラッシュカード作れちゃうっていう。

Q:これ、知らないと本当に損ですよね。

A:うん。だからお願いなのでまずアプリをゲットしてアカウント作って、

     試してほしいな、と思います。

Q:よろしくおねがいします。じゃ、来週はどうしますか?

A:来週はQuizletの具体的な使用方法について紹介したいと思います。

 

記念すべき再開。

A: まさみのICTなんでも相談室、復活します。

と言っても更新頻度が心配ですが、とりあえず、

ぼちぼちと再始動したいと思います。

Q: 休載期間何してたんですか?

A:まぁ、県のお志事とか、入試とかもあったし、

なんせ、3、4月は忙しいでしょ?

Q:まぁ、そうっすね。お子さんも生まれたしね。

A:そうそう。で、少し落ち着いたってのもあるし、

このブログきっかけで学校まで来てくれた吉川先生

掛川城プロジェクションマッピングや学校改革で

大活躍されてるのも刺激になったこともあるけど。

Q:せんせ、あんまり表に出るの好きじゃないもんね。

A:そう、みんなそこは勘違いしてると思うけど、まぁ

いいや。

 

ict-enews.net

 

book.mynavi.jp

 

Q:で、今日は何するんですか?

A:やっぱりね、クイズレットを世に広めたいんだよ。

Q:十分広まってきてるんじゃないですか?

A:まぁ、ぶっちゃけ全然だね(断言

 一部の「カルトなギークが使ってる」って思われてる。

 だけどさ僕がシェアしたいことってそういうマニアな

 人が喜んで使うものじゃなくて、あくまで普通の先生

 達が少しでも楽するために、それで効果が出るように

 使ってもらうのが本筋なんだよね。

 だから、しつこいけど、連載も無くなって新しい

 アプリを追う必要もないし、じっくり、ねちっこく、

 扱っていこうと思うんだ。

Q:じゃ、この連載もどっちかというと深掘り系で

 行く感じですね?

A:そうだね。とりあえず今回も動画は作った。

 週1で作ってた頃に比べると「下手になったなぁ」

 って思うけどそれはしょうがない。やっぱり

 

 「動画も作り続けてないと筋力が落ちる。」

 

 これに尽きる。Youtuberっていまだに嘲笑する人

 いるけど、じゃぁ、お前やってみろ〜。

 自分でできないことはバカにはできない、って思う。

 

はい、これがその動画ね。

 

www.youtube.com

Q:さてさて、熱くなりすぎないうちに本題に入りましょう。

A:そうそう。で、クイズレットだけども、登録をしてもら

わないとしょうがないので、まずは登録をしてください。

quizlet.com

こちらにアクセスして必要事項を入れて登録するだけ。

難しくありません。グーグルアカウントやフェイスブック

アカウントがあれば一瞬です。

Q:うん、これは僕にでもできる。3分もいらない。

A:次に学習セット、ようは単語リストですが、クイズレット

で使う機能の元になるものを作ります。と言っても、

エクセルデータから貼り付けるだけなので、これもそんなに

難しくないです。(詳しくは動画を見てください)

とりあえず次回までに登録だけしておいてもらえれば

次は使えそうな活動を見てもらえるようにしたいと思います。

よろしくお願いします。

Q:ではまた次回!!

 

第17回大会「デジタル教材勉強会」(英語中心デジタル教材基本活用勉強会)@大阪 第二回

さて、第17回大会「デジタル教材勉強会」(英語中心デジタル教材基本活用勉強会)@大阪の第二回です。

 

立命館小学校の正頭先生でした。

最初発表されてた予定にはなかった気がしたので、会場で

お会いした時に「あれ?今日は発表ですか!?」って聞いて

しまいました。当日配布のレジュメには名前ありましたね。

にしても、ICTの役がついた先生って達セミに関わった先生方

どれぐらいいるんだろう?って感じですね。

しかも立命館というレバレッジが効いてすごい勢いで

成長してる(でも、語り口は随分マイルドになられましたね)

気がしました(ちょっと上から目線なコメントに取られるかも

しれませんが、感じたままに書いてます。はい。)

 

マインクラフト(って言ってわからない先生もおられるかも。

僕もそんなに詳しくないです・・・)で京都の観光名所を

小学生がプログラミングで組んで行き、フィールドワーク

で外国人観光客がどんなことを知りたいのかリサーチして

マインクラフト上の観光ガイドの解説に反映させる、とか・・・

やってることがズンズンズンーと先に行きすぎてて笑いが

止まりません。

 

会の終了後に正頭先生・米田先生・この次回ご紹介するシークレット

ゲスト等とお話ししてたんですけど「私学は自分たちがやらないと、

やられる競争社会。どんどん新しいことやっていかないと」と言って

おられましたが、正頭先生もマインクラフトは0から調べて指導され

てる、とか。「それでも小学生の方がうまいんで、ファシリテーション

に徹してるんですよ」なんてはにかんで言ってますが、相当努力されてる

んだと思います。いやー、公立負けてられませんねぇ・・・。

私学の先生方は本気で言ってるかどうかはわかりませんけど

「公立が本気出したら・・・」なんてことを言っています。

でも、それって、

「本気出したら、豊富な資金を背景にとんでもないことができる」

とも取れるし

「でもまぁしがらみがあるから無理ちゃうかー?」とも取れる

わけです。どっちもあると思います。だからこそ、やれること、

やりたいこと、やったらおもろそうなことにどんどんチャレンジ

していくしかないのかな、と思いました。

 

ということで明日はさらなるシークレットゲストの登場。

ではまた明日。

 

第17回大会「デジタル教材勉強会」(英語中心デジタル教材基本活用勉強会)@大阪に参加してきました。

お久しぶりです、Aです。

米田謙三先生がオーガナイズする第17回大会「デジタル教材勉強会」に参加して来ました。

この会は、英語科中心のデジタル教材の基本活用をシェアする勉強会です。業者さんもかなり

の数、出揃ってました。岐阜からはほどよく遠くない大阪でこれだけの規模のイベントに

皆さん大好きな「無料」で参加できるのはありがたいことです。会場は内田洋行Wi-Fiもゲストに無料開放。

ICT勉強会でWi-Fiが使えないって最悪なんですけど、僕の中では「あるある」なのでこれはすごいことだな、と。

(ま、英語教育ってそれだけ、予算とか動くんですよね。今、そういうものが減ってくるので業者さんも必死なんだろう、と思います。それがいいとか悪いって思わないですけど。あくまでお仕事ですしね。お互いがより良いものに触れてインスパイアされる機会は必要だと考えています。)

 

詳しい情報はこちら

http://www.osaka-sigaku.net/20171209.html

 

今回シェアしていただいたのは、

トップバッター、京都女子中高東郷秀朋先生

まずは、Kahoot!の実践ということで、参加者の先生達のBYOD(BringYourOwnDevice)で

ライブで実演。百人規模で一斉に参加・実演は圧巻でした。こういうゲーミフィケーションを活用して

ドリル的な反復の「苦痛を少しでも取り除く」のはうちの学校ならありだなーって思いました。

(それに、パズドラとかモンストできないですからね、これに参加してる間はw)

 

次はよく似たものですが僕も使ってるQuizletなんですが、僕が使っていない

「QuizletLive!」を実演だったので新鮮でしたねー。これはチーム戦ができること、

また、3択の中にもダミーがあって「自分の選択肢の中に答えが必ず入ってるわけじゃない」

っていうところが「ミソ」です。つまり、「これとこれは違うから、これが答えやろ」

という消去法が許されないこと、これは他にない良い特徴。あと、3人1組のチーム戦だったら

自分の組んでるチームメイト誰かが間違えても「振り出しに戻る」とピアプレッシャーも。

決断力が必要とされる点でも面白い。ただ、自分のチームメイトを責める・なじるような人間関係

ではダメですね。良好な人間関係を築きながら使用するといいかな、と思いました。

 

グーグルフォームズを使ったアンケート・小テスト

「小テストをやるかどうか」自体は議論の対象です。ですが、その議論さえ許されない、そんな

職場もあるでしょうし、採点に苦しむ先生方もいるでしょうし、採点と共に集計に苦しむ

そんな先生方にはうってつけ、かもしれません。ただ自分でフォームを作らなきゃいけないのは

やはり面倒ですが。ただ生徒が間違いなく入力してくれれば、採点は自動、集計も手早くできますし

生徒集団ごとの成績、個々の成績、テスト項目ごとの正答率などがパパパって出せるのは絶対に

便利!って思えました。

 

そして東郷先生のプレゼンソフトはプレジ(Prezi)僕も再三推してきましたが、PreziNextを

上手にお使いでした。スッキリ・ゴタゴタ作り込まないスライド(スライドしない、Zoomさせる

Preziにこの表現は変ですが)は僕的に「Coolだぜぇ」と思いながら見てました。懇親会でお話し

する時間がなかったのが残念ですが面白そうな先生でした。

 

続き書こうと思ってるんですけど、ここまでで1200文字超えちゃったので今日はこれまで。

続きは明日アップできるかなぁ・・自信がないけど。

 

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