日本の(地理的)中心でICTに愛を叫ぶブログ

岐阜県の公立高校でICTを使った英語の授業をしている者です。ただどんどん関東エリアや、日本各地の私学の先進的な事例を聞くと「このままで大丈夫か?」と焦りを感じながらゲリラ的にやれることからコツコツとICTを活用した授業を展開しており、その一端をご紹介している次第です。

正実のなんでもICT相談室リターンズ その13 発音アプリリクエスト大会 後編

Q: 今週も発音に関係するようなアプリの

 紹介ですよね・・?

A:でもさ、ぶっちゃけ、ないんだよね、

「ゼロから発音教えてくれる、ダメなところ

ピンポイントで指摘してくれるアプリ」って。

Q:だいたいが、「これ、違いますよ」って

モデルと比較してくれるんですけどね。

A:でもさ、それじゃわからないわけじゃん。

Q:しかもそこに発音記号まで出てきたら

さらに頭パンクですよね。

A:って考えると選択肢狭くなるんよね。

とりあえず、今日はどうダメなのか

わかるかどうかと言う点と、

どうしたらいいのか教えてくれる

アプリについて取り上げたいと思います。

Q:すごそうですね。

A:でも、期待せんといてね。

まずは Nativoxって言うアプリ。

https://apple.co/2y81kZq

f:id:watanabemasamidesu:20181008212642p:plain

これは、モデルの発音、とくにプロソディとか

イントネーションに重きを置いて採点するから

鼻歌でももしかするとそれなりに点数が出てしまう

かもしれんのやけど、プロソディという観点に

おいてここはできてへんっていう指摘をしてくれる

だけいいかな、と思ったかな。

わりとdemo版でも量こなせるのも高評価。

次は

English Pronunciation Therapy - The Jingles - Lite

https://apple.co/2Qzh6mZ

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っていうアプリ。ジングルズって一時、発音矯正本で

流行った気がするんだけど、そのアプリ版。

英語の発音ザ ジングルズ レベル85基礎筋肉編

https://amzn.to/2OII5PQ

と言ってもサンプルが少なくて、しかも横隔膜をこう動かせ

という「具体的指示」ではあるんだけど、それができてるか

どうかがわからんので中級者向きなのかもなーって思うけど、

理屈から入る理系男子にはいいかなーと思って。

Q:それ偏見ですよ(汗

A:僕の私見です(笑

  でも、「具体的にこうしたら上手くなるよ」というアドバイス

って決定的に抜けてるんよ。「とにかく量こなせばいい」って

その前に心折れるわ、って思うやろし。そういう意味では

具体的にどうすればいいのかっていう記述をしてる点は評価したい。

でも、demoでは3日分のトレーニングしかないので、1080円の

有料版に手を伸ばすのか、ってのは難しいところ。

Q:だったらTad金子さんの

英語の耳と口を手に入れる13の法則

https://amzn.to/2ON3vLA

がいいですよねぇ・・・アプリよりはちょっと高いけど。

A:いっそアプリ化してくれればいいのに、本当に。