正実のICTなんでも相談室(46)パワポの初歩から確認しましょう。【初級編最終回・補講1時間目】
本日の難易度★★★☆☆
Q:さて、先週でパワポについては一旦終了って
言ってましたけど・・・
A:うん、とりあえずアニメーションとトランジション
さえ使いこなせれば、ある程度のことはできるかな、
と思うんですが。
Q:そうそう、その前回のアニメーションですが、
気になるところがあったんですよ。
A:どこです?
Q:クジラのところのアニメーションなんですが、
あれ、どういうアニメーションですか?
あんな動きをするアニメーション、無いんですが。
A:あぁ、あれですか。あれは二つのアニメーション
を組み合わせて「同時に動かしてる」んですよ。
Q:同時に?
A:はい。スゥーっと移動するのは「軌跡」という
アニメーション。で、画像自体が大きくなったり、
小さくなるのは強調効果の中の「拡大/縮小」
で、この二つを同時に動かすと、画面のように、
最初は画面いっぱいにクジラの画像を出して、
それぞれの枠に収まるようなアニメーションに
なる、というわけです。
Q:なるほど。クジラの大きな画像が他の画像を
マスクになっていますが、あれはどういうこと
ですか?
A:あれは3枚の画像をそれぞれ「軌跡&拡大縮小(縮小)」
の指定をして、重ねてあるだけです。
Q:わかりづらい説明ですね。
A:んとね、まず、一番下に2匹のクジラ
whalesの写真を貼り付けます。
その写真に「軌跡」のアニメーションを
設定します。縮小は後々考えると必要なかった
ですね。どうせ隠れちゃうから。
Q:あらら。まぁ、でも最初っからうまく行くわけじゃ
なくてエース先生でも試行錯誤しながら作ってる
って感じですか?
A:ですよ。僕だってなんでも最初っから完璧なもの
作れるわけじゃなくていろんな昨日をいじりながら
「あ、これ使えそうだなー」ってぐらいで
「手探り」で作ってますよ。
Q:ただ、経験的に「これはうまくいきそう」みたいな
勘所はあるんじゃないですか?
A:それは否定しない。回数作ってるから、
やっぱり「ここはこうしよう」とか
イメージはあるからね。
Q:そのレベルに到達するまではとにかく手探り
でやるとか、あるものをパクっていじってみる
ってことですかね?
A:そうだね。
Q:で、2枚目も同じように貼り付ければいいですか?
A:そう。貼り付けて、アニメーションを設定する。
Q:しかし、これ、動物愛護団体から文句来そうな動画ですね。
A:その時はTad金子先生に・・・
Q:(汗
A:それは置いておいて、三枚目の設定に行こうか。
Q:はい。
A:3枚目がキモで、三枚目の画像が大きく最初画面に
出てて、縮小しながらマスに収まる。
3枚の画像がきれいに移動しながらマスに収まる
のがこのシートのアクションだよね。
Q:そう、最初のクジラが印象的に演出されて、
その背後からクジラの刺身が・・・
A:なのでここの「縮小」設定が大事なんだ。
Q:なるほど。もうちょっと詳しいアニメーションの設定
が見たいんですが。
A:どれクリックすれば確認できるかな?
Q:「並び替え」ですか?
A:そう。早速クリックしてみて。
Q:幾つかすでに並んでますね。
A:じゃ、最後のクジラの写真の設定を見てみよう。
まずは縮小アニメーションから。
Q:やっぱり今回のキモの一つはすべての
アニメーションを「直前の動作と同時」
にすることですか?
A:よく気づきました。その通り。
Q:あとは画像の縮小度合いを調整して・・・
A:ほうほう。
Q:次は軌跡の設定ですか?
A:そうだね。
Q:なるほど。これで基本的な設定は完了ですね。
A:よくできました。
Q:やってみると以外と簡単ですね。
A:うん、あんまり毎回使うと「うるさい」
画面になっちゃうけど中だるみしそうな
時に使うといいかもね。
Q:ちょっとプレジっぽくないですか?
A:まぁ、回転しないけどね。
Q:できるんじゃないですか?
A:うーん、考えたこともないけど。
Q:僕なりにいじりながら考えてみマス。
A:新しい発想が生まれたね。これなんだ、
僕がファイルをシェアするのって。
Q:どういうことです?
A:0から作る時間を短縮するという意図も
あるけど、それだけじゃなくて、僕の
スライドを足がかりにして「こんなこと
もできるんじゃない?」という発想を
思いつくこともあるじゃないですか。
Q:なるほど。シェアリングは時間の短縮
だけじゃなくて、発想の転換にも
つながるということですね。
A:そうなんだ。だから僕は自分の成果よりも
そのあとどう発展すか、そこに興味がある
からどんどんアウトプットしてる、そんな
気がしてる。
Q:深いですね。
A:ま、そんなことは置いておいても、
いろいろ試してほしいと思います。
Q:そういえば、効果音について
扱ってませんね?
A:あ。
Q:じゃ、次は効果音についても
やりますか?
A:そうですね、補講だけにするつもりが
補講2時間目も決定、になっちゃったね(汗