子供のスマホ利用は制限スべきか【The UPDATE】を視聴して(中編)
https://newspicks.com/news/3729980/body/を
視聴して、の第二弾、Q先生&A先生の考察は止まりません。
Q:讃井さんが*「OECD先進国の中でITの利活用度が
最下位と」いう話だけはしてたけど、実際問題、
「どう活用してるか」という情報提供がないと
どう遅れてるか分からないと思うんですよね、
サトママ世代の人たちって。
*でも、どこの指標のことを言ってるのか探して
みたけど探しきれなかったのでまたあれば
UPDATEしますねw
A:多分。だって高濱さんだって「個々の端末取り出して
同じ動画みて・・みたいなことが教育に入ってくるのは
仕方ない」っていうんだけど、それプロジェクターで
一斉に見せればいいだけで、*BYODの個別学習とか
個別の学習をファシリテートして作り上げる授業を
意図できてないなーという感じがした。
*BYOD=Bring / Buy your own deviceの略。
でも、Buyって言い切った讃井さんの切れ味
がすごいw
King of Commentがサトママの
「Youtubeの動画くだらない、時間の無駄」
って話だったけど、コンテンツの問題というのであれば
より良いコンテンツを利用すればいいだけの話だし、
NHK for schoolとかNHK 教育のコンテンツを利用する
だって立派な利活用だろう、って思う。
でも、コンテンツの問題とメディアの問題を
ごっちゃにするのってよくない気がする。
Q:そう、一斉授業の中の個別学習をつなぐツールとしての
IT活用ってまだ一般的じゃないですもんね。まだ黒板と
チョークの代用品、視覚的支援の粋を出ない感じだね。
A:一斉視聴なんて50年前から小学校でテレビ見せたり
やってきたことだと思うしねぇ・・・それこそ
工業化にフィットする教育だと思うけど。
*SAMRモデルのSA段階は一斉視聴モデルでも充足
できるけど、MRのレベルには到達しない。
でもそれをサトママ世代にどう伝えるのかというのも
課題かもしれないね。
*SAMRモデル
https://www.emergingedtech.com/2015/04/examples-of-transforming-lessons-through-samr/ 等を参照
Q:それはハードルが高いねぇ。だって管理職だって
そのレベルを肌感覚で実感してる人は多くないもの。
A:とすると、まずは身の回りで一番その世代の感覚の
「管理職」を説得できるようになる、というのが
新しい時代の教育者の素養かもしれないですね。
Q:うーん、ある意味、異文化理解ですなぁ・・・
A:だけどさ、サトママさんのお子さんがいくような
理系の大学で、中・高で例えば広尾学園のような
バッチバチにIT使ってやってきてる子達と、
地方のガッチガチに紙とシャーペン、黒板とチョーク
でやってきた子たちが学び合う時に、それまでの
スキルの差は圧倒的すぎて埋まる気がしないけど。
広尾学園・金子先生の話(iteachers TVより)
https://www.youtube.com/watch?v=3967ZQ0gSi0
https://www.youtube.com/watch?v=-J7v5wLtIJw
Q:ま、でも、広尾学園も今やお受験しないと
入れない学校なのでサトママが送り出した灘と
おんなじことやってるかもしれませんけどね。
14歳以上はいい、ってサトママ言ってるわけ
だから。
A:うーん、そこでは合意取れてるって見てもいいね。
そうなると例えば義務教育、特に小学校
段階での教育におけるITの利活用に絞って
ちょっとリサーチしてみないとね。
Qまだ続くんスカ? この話・・・(苦笑