日本の(地理的)中心でICTに愛を叫ぶブログ

岐阜県の公立高校でICTを使った英語の授業をしている者です。ただどんどん関東エリアや、日本各地の私学の先進的な事例を聞くと「このままで大丈夫か?」と焦りを感じながらゲリラ的にやれることからコツコツとICTを活用した授業を展開しており、その一端をご紹介している次第です。

正実のなんでもICT相談室リターンズ その27 フォントのホントの話(前編)

本日の動画

ちょっと冒頭はAのボヤキ&つぶやき

https://youtu.be/pXpq-RhClXs

先週は連載に穴を開けてしまい申し訳ありません。

動画だけは作ってたんですけどこちらの原稿が

間に合わず・・・いやはやスケジュール管理は

大事ですね。特に仕事と家庭の両立においては・・・

ということで必要に迫られてこちらを読んでます。

When 完璧なタイミングを科学する Kindle
ダニエル・ピンク (著), 勝間和代 (翻訳)

https://amzn.to/2SsC9gz

もちろん、Kindleなので読み上げ機能ーbluetooth

カーステレオ接続で通勤(往復90〜100分)時間

を読書時間(まぁ、ラジオ代わりですね)に。

こちらもおすすめです。

Q:って、僕のこと放ったら歌詞じゃないですか!!(怒

A:ごめんごめん。っと、今日は先週とりあげる予定

  だったフォントについての話ね。

Q:あー、僕、この間、管理職に怒られたんですよー。

 「タイトルはゴシックで本文は明朝だろー!」って。

 せっかく楽しい雰囲気の企画書にしようと思って

 全部ポップ体にしたのにー作り直しさせられちゃいました。

A:そりゃーねー。でも、そういうことって初任研でやらないよね。

 文書作成ってどこでも習わないよねー。商業高校でもない

 限り。あー、普通科でも情報の授業で今の子なら

 習ってるかもしれないけど。それぐらい

 「本当は知っておくべき」って事を教えずに叱る管理職って

 どうかしてると思うけどw 

 でも、公文書の基本は「昨年のものをよく見る」ってことかなー。

 (パクれ&日付だけ変えろって言ってないので注意!)

Q:知ってる・知らないを権威の源泉にする時代終わってるんだけど

 そういう事するからパワハラって言われる・・・

A:まぁ、まぁ、そんなにムキにならずにいきましょう。で、

 フォントなんだけどさっきQ君がいわれたみたいに

和文であれば

 ゴシック→タイトル

 明朝→本文 

がいいって言われる理由は、なんでかわかるかなー?

Q:ゴシックのほうが文字の太さが均一なので視認性がいいですね。

 明朝は横線は細いので全体のボリュームがスッキリしてまとまった

 量の文章でも読みやすい。

A:そのとおり。わかってるじゃん。 

 じゃ、それを全部ポップ体にすると・・どうなる?

Q:うわー、重いし、目が疲れそう。

A:そうだね。読み手側の気持ちになることだね。

 同じことが英文フォントでも言えるよ。でも英文フォントは

 タイトルでフォントを変えることはあまりしないと思う

 から注意。

英文であれば大きくにタイプに分かれるよ。

 サンセリフ体→セリフ(ウロコ)がサン(ない)

       つまり

       和文のゴシックみたいなフォント

*ポップかつ、見やすいのでタイトルとかに使用。

 プレゼン、動画のポップにはこっちを使います。

 

 セリフ体→鱗がある古来からのフォント。

      もともとはカリグラフィー由来かな。

**英文を書くときにはこちらを主に使います。

  でも、aのフォントが手書き体のhttp://bit.ly/2GCK7N1

       こういう書体じゃないと混乱する子、意外といるので注意を。

  (数学科でもそういうのあると思う。しかもたまにアルファは

   アルファで使うしね・・・そういう配慮って必要だと思う)

 

Q:でも実際に僕らは「分類」よりもどのフォント使えば

  いいかってことが気になるわけで。

 

A: 英文なら、

本文なら

サンセリフなら、Arial, Helvetica, comic sans, sugoe script

辺りがおすすめ。

セリフ体はTime new Roman一押し、

手書き体なら

sugoe script, Sassoon (Special Thanx to tmrowing先生!) 

あたりですかねぇ。Sassoonについてはtmrowing先生の

ブログに詳しいのでご参照ください。

英語教育の明日はどっちだ! 

tmrowing at second best
2018-03-17「本当に欲しいもの」を参照

http://bit.ly/2TISSZp

bit.ly

と、ちょっと長くなったので今日はここまで。

来週、動画でやってる袋文字とかの話をします。