正実のなんでもICT相談室リターンズ その27 フォントのホントの話(前編)
本日の動画
ちょっと冒頭はAのボヤキ&つぶやき
先週は連載に穴を開けてしまい申し訳ありません。
動画だけは作ってたんですけどこちらの原稿が
間に合わず・・・いやはやスケジュール管理は
大事ですね。特に仕事と家庭の両立においては・・・
ということで必要に迫られてこちらを読んでます。
When 完璧なタイミングを科学する Kindle版
ダニエル・ピンク (著), 勝間和代 (翻訳)
もちろん、Kindleなので読み上げ機能ーbluetoothで
カーステレオ接続で通勤(往復90〜100分)時間
を読書時間(まぁ、ラジオ代わりですね)に。
こちらもおすすめです。
Q:って、僕のこと放ったら歌詞じゃないですか!!(怒
A:ごめんごめん。っと、今日は先週とりあげる予定
だったフォントについての話ね。
Q:あー、僕、この間、管理職に怒られたんですよー。
「タイトルはゴシックで本文は明朝だろー!」って。
せっかく楽しい雰囲気の企画書にしようと思って
全部ポップ体にしたのにー作り直しさせられちゃいました。
A:そりゃーねー。でも、そういうことって初任研でやらないよね。
文書作成ってどこでも習わないよねー。商業高校でもない
限り。あー、普通科でも情報の授業で今の子なら
習ってるかもしれないけど。それぐらい
「本当は知っておくべき」って事を教えずに叱る管理職って
どうかしてると思うけどw
でも、公文書の基本は「昨年のものをよく見る」ってことかなー。
(パクれ&日付だけ変えろって言ってないので注意!)
Q:知ってる・知らないを権威の源泉にする時代終わってるんだけど
そういう事するからパワハラって言われる・・・
A:まぁ、まぁ、そんなにムキにならずにいきましょう。で、
フォントなんだけどさっきQ君がいわれたみたいに
和文であれば
ゴシック→タイトル
明朝→本文
がいいって言われる理由は、なんでかわかるかなー?
Q:ゴシックのほうが文字の太さが均一なので視認性がいいですね。
明朝は横線は細いので全体のボリュームがスッキリしてまとまった
量の文章でも読みやすい。
A:そのとおり。わかってるじゃん。
じゃ、それを全部ポップ体にすると・・どうなる?
Q:うわー、重いし、目が疲れそう。
A:そうだね。読み手側の気持ちになることだね。
同じことが英文フォントでも言えるよ。でも英文フォントは
タイトルでフォントを変えることはあまりしないと思う
から注意。
英文であれば大きくにタイプに分かれるよ。
サンセリフ体→セリフ(ウロコ)がサン(ない)
つまり
和文のゴシックみたいなフォント
*ポップかつ、見やすいのでタイトルとかに使用。
プレゼン、動画のポップにはこっちを使います。
セリフ体→鱗がある古来からのフォント。
もともとはカリグラフィー由来かな。
**英文を書くときにはこちらを主に使います。
でも、aのフォントが手書き体のhttp://bit.ly/2GCK7N1
こういう書体じゃないと混乱する子、意外といるので注意を。
(数学科でもそういうのあると思う。しかもたまにアルファは
アルファで使うしね・・・そういう配慮って必要だと思う)
Q:でも実際に僕らは「分類」よりもどのフォント使えば
いいかってことが気になるわけで。
A: 英文なら、
本文なら
サンセリフなら、Arial, Helvetica, comic sans, sugoe script
辺りがおすすめ。
セリフ体はTime new Roman一押し、
手書き体なら
sugoe script, Sassoon (Special Thanx to tmrowing先生!)
あたりですかねぇ。Sassoonについてはtmrowing先生の
ブログに詳しいのでご参照ください。
英語教育の明日はどっちだ!
tmrowing at second best
2018-03-17「本当に欲しいもの」を参照
と、ちょっと長くなったので今日はここまで。
来週、動画でやってる袋文字とかの話をします。