日本の(地理的)中心でICTに愛を叫ぶブログ

岐阜県の公立高校でICTを使った英語の授業をしている者です。ただどんどん関東エリアや、日本各地の私学の先進的な事例を聞くと「このままで大丈夫か?」と焦りを感じながらゲリラ的にやれることからコツコツとICTを活用した授業を展開しており、その一端をご紹介している次第です。

正実のなんでもICT相談室リターンズ その5 防災アプリ色々

Q:今日はどうします?

A:今週は英語教育から離れます。

 命に関わることなので。

Q:あらま、どうしちゃったんですか?

A:台風だよ。台風が東から西に進むなんてさ。

Q:本当ですね。

A:で、命に関わるし、防災関係のアプリって

 生徒に伝えなきゃいけないと思うんだけど、

 実際、防災に関係する教育って「避難訓練」とか

 「シェイクアウト訓練」とかそんな感じでしょ?

Q:まぁ、基本的にそんな感じですよね。

A:でも、学校で起きるだけが災害じゃないじゃない。

 そうですね、地震だって通学路かもしれないし、

 自宅かもしれないし、全く土地勘がないところで

 遭遇するかもしれない。

Q:災害といっても土地柄、色々ありそうです。

 地震津波、洪水、水害、地滑り、、、色々と。

A:まずは自分の身の回りでおきそうな災害が何なのか

把握することが大事。それに必要なものは何やろ?

Q:「ハザードマップ」っすね。

A:でも、それをQ先生はどうやって手に入れてる?

Q:市役所の広報か何かだと思いますけど。

A:災害時にそんなの引っ張り出してくるの?

Q:発見できない可能性高いですよね・・・

A:だから平時に自治体のHPなどでハザードマップ

 携帯に入れて送って大事。その上で

1)自分の学校のある地域はどのような災害が予想されてるか。

2)例えば局地的な降雨があったらどこが危険か把握し、

  学校から自宅までのルートを確認しておく。

ということをしておくといいよね。ちなみにこういう

事前の確認をなんていうか知ってる?

Q:あー、一昨年やりました。Digですよね。

A:そう、Disaster Imaginary Gameの略だよね。

Gameっていうにはシリアスだけど、

これは絶対やっておいた方が良い。

Q:Digを総合学習で、更にICTでやれると良いっすね。

A:そうだよね。

Q:何かおすすめアプリありませんか?

A:じゃ、とりあえず僕が使ってるものをまとめておくよ。

1) Goo防災アプリ 上で話をしましたDIGをやるなら

このアプリを使うと良いと思います。ハザードマップ

グループごとに配布し、危険箇所を確認しながら、

どの施設に逃げるか経路確認をすると良いでしょう。

iOS:http://bit.ly/2vbAvkY

Android:http://bit.ly/2LwYfet

2) 減災教室 岐阜大学工学部高木先生開発の優れものアプリ。

0にはならないけど被害を最小限に抑える知識をクイズで

確認できる(すごく学校向きw

iOS:https://apple.co/2veXxrc

Android:http://bit.ly/2Omvmzc

3)SmartNews ニュースアプリだけどTVの災害速報よりも

下手すると早く届く優れもの。

iOS:https://apple.co/2Os2tld

Android:http://bit.ly/2K5uhZh

4)Yahoo!Map  雨雲レーダーを見るならこれが一番良いかも。

1時間まえから6時間後の雨雲予想まで連続して見られる。

(ユーザー登録の必要あり。YahooアカウントでOK)

iOS:https://apple.co/2K3W1h1

Android:http://bit.ly/2mQatzS

まだ色々あると思いますけど、とりあえずです。

この夏、まずはご家庭でDIGを実施してから学校でも

実施する、というのはどうでしょうか。