日本の(地理的)中心でICTに愛を叫ぶブログ

岐阜県の公立高校でICTを使った英語の授業をしている者です。ただどんどん関東エリアや、日本各地の私学の先進的な事例を聞くと「このままで大丈夫か?」と焦りを感じながらゲリラ的にやれることからコツコツとICTを活用した授業を展開しており、その一端をご紹介している次第です。

正実のなんでもICT相談室リターンズ その20 プレゼンテーションスライドの作り方②配色を考える

本日の動画 

https://youtu.be/cakr12wMAnw

Q:うーん、うーん、、、

A:何悩んでるの?

Q:コンテンツが決まってるのにスライド作りが進まないっす。

 スライドの配色をどうしたらいいのか困ってるんですよ。

A: 「色相環」って知ってる??

Q:シキソウカン?なんですかそれ?

A:ほれ、この情報の教科書にも書いてある。

Q:あれ、本当ですね。色が輪になって並んでるから色相環

 でも、これ、どうやって使うんですか?

A:そこだよね。

 輪の頂点にあるのは何色?

Q:明るい黄色、レモン色っていうか。

A:うん、じゃ、その正反対にあるのは?

Q:紫っすね。

A:そうこの反対にある色を「補色」っていうんだけど、

 補色を組み合わせて考えるとまずはいいってこと。

Q:なるほどなるほど。

A:あとは、3色組み合わせるのがトライアード、

4色を組み合わせるのがテトラード、ちょっと

変わったところでスプリットコンプリメンタリー

ってのもあるけど。

Q:あー、ちょっと用語が多くてお腹いっぱい。

A:だよね。なので、こういうのがあるw

The Psychology of Logo Color in How Consumers View Your Brand
by Larry Kim

http://bit.ly/2zHnUZU

Q:へぇ、企業ロゴの配色ってそういう意味が込められてるんです

ねぇ。なるほどなるほど。

A:デザインされてるものって形、色、マテリアル、それぞれに

意味が込められていると考えると、逆に「この作品の意図は

なんだろう?」ってかんがえるようになるじゃん。

そういう視点でこれからいろんなものを見るといいね。

Q:なるほどー、今日はすごく参考になりましたよ。

A:ま、迷ったら企業ロゴからパクるということで・・・

Q:あんまりやりすぎると「あ、これ、どこかでみたことが

あるなぁ・・・」って思われちゃいますよね。

A:そういう時は「トーン」を変えるといいかもね。

全体を同じぐらい淡くするんだよ。すると、色が落ち着く

から。あんまりビビットな色使いばかりしてると見てる方

は疲れるからね。

Q:なるほどー。

A:じゃ、最後に僕が参考にしてるものを参考文献として

ご紹介しておきますよ。

・見やすいプレゼン資料の作り方

http://bit.ly/2Sq6qIk

書籍版のこちらもおすすめ。

一生使える 見やすい資料のデザイン入門
https://amzn.to/2QwAK6Q

・色彩センスのいらない配色講座

http://bit.ly/2DY9ozP

・ノンデザイナーのための配色理論

http://bit.ly/2rku2mg