日本の(地理的)中心でICTに愛を叫ぶブログ

岐阜県の公立高校でICTを使った英語の授業をしている者です。ただどんどん関東エリアや、日本各地の私学の先進的な事例を聞くと「このままで大丈夫か?」と焦りを感じながらゲリラ的にやれることからコツコツとICTを活用した授業を展開しており、その一端をご紹介している次第です。

正実のICTなんでも相談室(39)Apple TVを使わずに簡単にiPadの画面をプロジェクターに映し出す、の巻。

今日の難易度★☆

 

Q:今年も残りあとわずかになりましたね。

A:今年もいろいろあったけど最後まで何事もなく

 終わりそうでよかったね。って、このあとすぐ、

 達人セミナーin岐阜、グランドフィナーレだけどね。

Q:あ、そうでしたね。って、それ終わってからの

 メルマガなんじゃないですか?

A:多分、今夜は家に着いたら寝ちゃいそうだから

 朝のうちに書いておこう、って思ってね。

Q:そうなんですね。今日は何を取り上げますか?

A:昨日の達人セミナーでめっちゃうけたネタを。

 

Q:なんですか?

A:いつもさ、授業でパソコンとiPad両方使ったり

 するじゃない?iPadの画面ってどうやって映し出す?

 

Q:え、AppleTVで接続するか、プロジェクターと接続

 してるHDMIケーブルをつなぎ直すか、ですかね。

A: Apple TVってたまに繋がらない時ってない?

Q:固定教室で置きっ放しなら良いですけどね。持ち運んで

 毎度設定する時間が取れないと移動教室では厳しいですね。

 あと、WiFi環境が整っていないと使えませんしね。

A:そうそう。手軽なのはやっぱり有線なんだよね。

 で、最近、iPadの画面を簡単にプロジェクターに映し出す

 技を見つけたんだ。

 

Q:えー、教えてくださいよ。

A:まずは、Macを用意してくださいな。Windows

 場合はReflectorというアプリを使えばなんとかできる

 けど、これってAirplayを使うわけだからAppleTVを

 使うわけじゃないけど原理的には同じだよね。

 同一wifiネットワーク上でリンクさせるという発想。

 Macは単純に物理的な線、USBケーブルでつないで

 画面を表示させる。詳しく解説してる人がいるので

 こちらを参照してください。http://bit.ly/1Izpyhe

Q:Macの方が簡単そうですね。

A:めっちゃ簡単。ということでまず、iPadMac

 USBケーブルで接続。最近はかなり長いケーブルも

 売ってるから一本ぐらい2〜3mのものを持っていて

 もいいね。

Q:でも最近のライトニングケーブルは高価・・・

A:ま、そだね。それはしょーがない。AppleTV買うよりは

 安いじゃん?あ、Apple TVも新しくなったから買い替える

 って思うよりは安いし。ってことで、はい、つなぎました。

Q:じゃ、QuickTimePlayerを立ち上げてください。多分、Mac

 なら元から入ってると思うけど。

A:はい、立ち上げました。ファイルを開くダイアログがでて

 きますがどうしたらいいんですか?

Q:まずは「完了」のボタンを押してください。

A:はいはい、消えましたね。

Q:で、画面上のメニューから「ファイル」をクリック、

 次は「新規ムービー収録」をクリックすると・・・

A:あ、内蔵カメラで映し出した画面が出ますね。

f:id:watanabemasamidesu:20151229070917j:plain

 で、◯が録画ボタンなんだけどその右側の下矢印

 をクリックしてください。

Q:あ、ソース先が内蔵カメラかiPadかで選択ができますね。

A:この画面をそのままプロジェクターの拡張ディスプレー

 またはミラーリング画面で出せばいいんだね。

Q:これって、iPadの画面を録画するテクニックで紹介した

 のと、同じですよね。

A:そうだけど?この間「復習する」って言ったじゃん?

Q:同じテクニックをさも「新しいテクニック」かのように

 紹介するのってどうかと思いますけど・・・

A:いや、でもさ、このテクニックをさらっと紹介した時の

 福島コンビの反応がめちゃめちゃよかったからさ・・・

Q:まぁ、いいんですけど。iPad画面の録画も復習できましたし。

A:一つのものごとも多面的に見る力が必要って、いつも

 授業で言うじゃないか!ということで。

Q:はいはい。で、とりあえず今年の記事はこれで最後ですね。

A:はい、今年一年、分掌も増えて、4年生担任、進路部長、

 全国英語ディベート大会の委員長、いろいろありました。

Q:ディベートなんか全国中継(世界、か。)もしましたね。

A:あれはICT・ネット技術の賜物だよね。本当に簡単だったもの。

Q:来年の方向性はどうしますか?

A:今年は機材の紹介が多かったので来年はネットサービスや

 アプリ系の解説も充実させたいよね。

Q:頑張りましょう!

A:この後の達人セミナーもね。では会場でお会いしましょう。