ICTなんでも相談室(16)Air Dropは非常に便利。
今日の難易度★★★☆☆
Q:今年から職場のパソコンでUSB使用禁止になりましたね。データ共有とか非常に面倒になりました。
A:そうだね。でもUSB経由でのウィルス感染があまりにも頻発したからしょうがないよね。USBで個人情報の持ち出しとかも気軽にしてしまって、それが思わぬ(いや、予想できることだけど)事態に発展してるケースがあることからも致し方ない判断だな、って思うよ。
Q:でも、教材とか共有するにはちょっと。この間も試合の動画を撮影しましたけどすぐに部員にチェックさせたかったんですが、それもできなくって、自宅に帰ってDVD媒体に焼いて翌日生徒に渡したら「そんなのもう遅い」ってブーイングの嵐で・・・(泣
A:そういう時に覚えておくといいのはAirDrop機能かな。
必要なものは
iPhone 5 以降
iPad (第 4 世代以降)
iPad mini
iPod touch (第 5 世代)
などの機材。
あと準備としてはWi-Fi と Bluetooth をオンにする。
あとは iCloud アカウントにサインインしておくこと。
Q:はい、できました。
A:じゃ、やってみましょうかね。
画面をしたか上へ指をなぞらせる(このジェスチャを
「スワイプ」するというのですが。)
と、こんな画面が出てきます。これが「コントロール
センター」でこの画面からタイマーを出したりもできる
のでこれは覚えておいてくださいね。
で、AirDropをタップします。
オプションが三つあって、
オフにすると、AirDrop をオフにします。
「連絡先のみ」は連絡先に登録している人とだけ共有できます。
「すべての人」ではデバイスのコンテンツを、近くにあるすべての AirDrop 対応 iOS デバイスと共有できます。便利だけど、不特定多数とつながる可能性があるので時と場所は考えてくださいね。
で、共有するコンテンツ、この場合は「写真」の中にある適当な
動画をタップすると共有されますね。
こんな感じでタップしていけばあとは転送されますよ。
Q:簡単ですね。動画はちょっと時間かかりそうですけど。
A:ただ生徒の動画などを共有する場合は事前に了解を得たり、日頃の先生方からの生徒さんへ「情報モラル」について語りかけ、認識を深めてもらい、不測の事態に常に備える必要があります。問題が発生してからでは取り返しのつかないことになります。しかし文明の利器にはそのようなリスクはつきものですが上手に使えば大きなアドバンテージになります。使うものの「心」を育てる教育も大事じゃないかな、と思います。
Q:わかりました。では早速これから教材を共有してみたいと思いまーす♪(るんるん
A:なんか急に元気になったね、Q先生・・・。ま、いっか。