正実のなんでもICT相談室リターンズ その22 続報!Google Earth Studioで3D動画作成!!
Q:今日はどうされますか?
A: 先週の続きです。ようやくウェルカムメールが来たので、
さっそく使ってみましたがなかなか感動ものです。
昨日の達セミ打ち上げでも「おぉ!」と、
好評でしたよ。
ということで、本日の動画はこちら
Q:で、どうすればいいんですかね?
A:残念ながらiPadではできないので、PCか
Macをご用意ください。
Q:はい。
A:そしてウェルカムメールで送られてきたアドレス
https://earth.google.com/studio
にアクセスします。
Q:このあいだアクセスした
https://www.google.com/intl/ja/earth/studio
とは違うので注意してほしいですね。
A:そのあとは、画面展開のテンプレートをつかった
方が最初は設定が楽なので、「テンプレートを使用する」
テンプレートの種類を選び、それから3D動画を作りたい
建造物を検索窓で探すとその場所が出てきます。
次に表示時間を設定してレンダリング開始、です。
Q:シンプルでいいですね。
A:でも注意なのは3Dデータは作れるけど、動画が
作れるわけじゃない。動画にする場合は画面録画で
動画化する必要があるので注意。
詳しくは動画を見ながら試してみてください。
Q:マスターしたら、冬休み明けに社会科の先生に
教えてあげたいと思います。絶対ウケそう・・・
A:ということで今日のお話はこれまで。
昨日までの達人セミナーでも「あ、メルマガ見てます」
って言っていただけました。冬の陣は裏方・進行でしたが
ランチや懇親会でそういうお声を何度もいただき
幸せでした。ありがとうございました。
Q:ことし再開したメルマガ連載もとりあえず
平成最後の年は乗り越えられました。
無理せずたまには休みながら2回目の108
を目指す所存です。来年もよろしくお願いします。
正実のなんでもICT相談室リターンズ その21 急報!Google Earth Studioをチェック!!
今日の動画はこちら
Q:今日は先週の続きですか?
A:いや、今日は急遽、Google が始めた新サービスを
紹介することにした。動画作る時間がなくて、これだけ
しかできなかったけど、まずは動画見て欲しいんだけど、
GoogleEarthにあった3Dデータを使って、動画やアニメーション
を作ることができるサービスを始めたんだ。
Q:すごいですね!!
A:でも、まだ、登録だけを受け付けてて、まだ「受付完了」
メールが来なくて先に進めないからまずはチュートリアル
からチェックしたらどうだろうか。
https://earth.google.com/studio/docs/tutorials/
Q:うーん、自分で動画作るときとか、すごくクオリティ
上がりますよね。これはいい!!
A: CNNとかで使いそうな動画も作れちゃいそうだよね。
ドローンがない学校でも上空からの動画作れちゃいそうだね。
Q:また登録が完了したら取り上げましょうね。
A:ぜひそうしよう!
正実のなんでもICT相談室リターンズ その20 プレゼンテーションスライドの作り方②配色を考える
本日の動画
Q:うーん、うーん、、、
A:何悩んでるの?
Q:コンテンツが決まってるのにスライド作りが進まないっす。
スライドの配色をどうしたらいいのか困ってるんですよ。
A: 「色相環」って知ってる??
Q:シキソウカン?なんですかそれ?
A:ほれ、この情報の教科書にも書いてある。
Q:あれ、本当ですね。色が輪になって並んでるから色相環。
でも、これ、どうやって使うんですか?
A:そこだよね。
輪の頂点にあるのは何色?
Q:明るい黄色、レモン色っていうか。
A:うん、じゃ、その正反対にあるのは?
Q:紫っすね。
A:そうこの反対にある色を「補色」っていうんだけど、
補色を組み合わせて考えるとまずはいいってこと。
Q:なるほどなるほど。
A:あとは、3色組み合わせるのがトライアード、
4色を組み合わせるのがテトラード、ちょっと
変わったところでスプリットコンプリメンタリー
ってのもあるけど。
Q:あー、ちょっと用語が多くてお腹いっぱい。
A:だよね。なので、こういうのがあるw
The Psychology of Logo Color in How Consumers View Your Brand
by Larry Kim
Q:へぇ、企業ロゴの配色ってそういう意味が込められてるんです
ねぇ。なるほどなるほど。
A:デザインされてるものって形、色、マテリアル、それぞれに
意味が込められていると考えると、逆に「この作品の意図は
なんだろう?」ってかんがえるようになるじゃん。
そういう視点でこれからいろんなものを見るといいね。
Q:なるほどー、今日はすごく参考になりましたよ。
A:ま、迷ったら企業ロゴからパクるということで・・・
Q:あんまりやりすぎると「あ、これ、どこかでみたことが
あるなぁ・・・」って思われちゃいますよね。
A:そういう時は「トーン」を変えるといいかもね。
全体を同じぐらい淡くするんだよ。すると、色が落ち着く
から。あんまりビビットな色使いばかりしてると見てる方
は疲れるからね。
Q:なるほどー。
A:じゃ、最後に僕が参考にしてるものを参考文献として
ご紹介しておきますよ。
・見やすいプレゼン資料の作り方
書籍版のこちらもおすすめ。
一生使える 見やすい資料のデザイン入門
https://amzn.to/2QwAK6Q
・色彩センスのいらない配色講座
・ノンデザイナーのための配色理論
正実のなんでもICT相談室リターンズ その19 プレゼンテーションスライドの作り方①
本日の動画
https://www.youtube.com/watch?v=g8woUiywjYM
Q:G県の英語プレゼン大会、終わりましたねー。
A:今年も熱戦&ハイレベルでした。
Q:運営側としても色々反省点ありましたけどね。
A:まぁ、何か大会とか運営してれば、全く反省点
ない、Everything's gonna be alright!なんてことは
ないからさ・・・
Q:で、今週から通常運転ですか?
A:って、この段階で締め切り時間過ぎてるけどね。
Q:何やるんですか?
A:とりあえずさ、プレゼン作るときの基本的な
スライド作成の考え方まとめておこうと思って。
Q:何か学生さん相手に講習する時も「これみて
おけ」てやれますしね。
A:そだねー。
Q:で、どうします?
A:まずさ、「スライドのサイズ」について確認して
おくけどさ、2サイズあるんだけど知ってる?
Q:縦横比4:3が基本ですよね。
A:そう、縦3の横4、意外と四角に近いんだよね。
でも、スライドを作る前にここの設定を僕なら
変える。
Q:変えられるんですか?
A:keynoteなら右上の「書類」を押して、
下に「スライドサイズ」ってのが出るからそこ
をクリックしてワイドスクリーン16:9に
変える。
Q:そんなに変わるもんですか?
A:それについては動画で実際の比較があるんで見て
もらうといいけど、結構変わる。印象もね。
Q:うーん、ワイドスクリーンに対応したプロジェクター
使うなら圧倒的にこっちの方が有利ですよねぇ。
A:あとね、「余白を使う」「余白なしに写真を目一杯引き延ばす」
この二つを使うだけでも大事かな。
Q:余白を残すことで注目させたいものに没入しますね。
また写真をワイドスクリーン目一杯に伸ばすことで
その写真の世界に没入できますね。
A:そう、そういうことね。あとさ、こういうことが分かってると
無駄なアニメーションをどんどん省けて、写真で勝負できる
ようになると、スライド作る時間も削られるから。
スライド作りに一生懸命になってスクリプトを読み込む、
自分の言葉として取り込むことに時間が割けないのは
本末転倒だもの。
Q:ですよねぇ・・・
正実のなんでもICT相談室リターンズ その18 正実、とうとうAndroidに手を出す(後編)
Q:先週のテキストマイニングの話でサクッと
企画倒れの様相のAndroidですけど、
どうしますか?
A:だって、、、Kindle Fire8 HD (2017)←今販売の1つ前モデル
遅くて使う気になれないんだもん・・・。
Q:それ、問題ですよね。何かアプリ入れて速くならないんですか?
A:今の世代はメモリクリアして速くなるって訳でもないみたい。
https://androidjiten.com/archives/360
Q:うーん、だとすると、値段なり、なんでしょうかね。
A:北海道の大塚先生の推してた中国製タブレットの中には高性能
なものもあるようだからそれらは使ってみないとなんとも
いえないけど、iPadと張り合うぐらいのものってそれなり
にすると思うから、そうなるとそれなりの値段のAndroidを
買うことになるんじゃないかなぁ。
Q:そうなるとアプリの充実度からすると、iPadに軍配って感じ
ですかねぇ・・・
A:Androidアプリの中にもいいものはあるんだろうけど、
いいアプリほど「iOSじゃなきゃ!」「Andoridじゃなきゃ!」
なんてアプリもなくどんな端末でも使える
ユニバーサルアプリになってることが多いから、どっちでも
いいといえば良いんじゃないかな。
Q:どんなものがあります?
A:僕が紹介してきたアプリでも
Kahoot!, Quizlet, Quizlet Live!, Padlet,
Edomodo, SeeSaw, この辺りの大手のアプリは
絶対機種依存しない。Webベースでやってるって
いうのもあるけど。
Q:だとするとあとはその端末がどれぐらい現役で
使えるか、ですよねぇ。
A:iPadはそれこそ、いまだにMini2でもそれなりには
学習活動に使えるからねぇ。(在任校が終売直前で
叩き売り価格で導入したものがいまだに普通に使えて
ますから・・。)
そう思うと、息の長さで選ぶと、AndroidよりもiPadの方が
今の段階では見込みがあるかな、という気がします。
(むしろ安いからといってAndroid特にKindleを40台とか
買うのは拙速、としか言いようがないと思う。とりあえず
台数だけは確保できてもそのあとの活用でつまづくと思います。)
早速2018iPadProのレビューをしてくださってる方もいますが
Androidでこのレベルの機能を持ったものって知らないですね。
多分ライバルはサーフィスでしょう。
【読むな危険】iPad Pro 2018 が割と日常の学習向けに完璧なのでレビューしてみる - EverLearning! より
ま、「顔認証でさっと使える状態になる」ことが本当にいいのか
は別として、使いたい時にさっと取り出して使える、
「電子辞書を使った時のあの感動」のことを考えればその重要性
はおわかりのことかと思います。だとするとアプリの起動で
もたつく端末は基本的に学習器具としては「アウト」です。
Q:「あぁ、晩だ、勉強辞める=abondon」で始まるあの
単語帳と同じですね
A:いや、あれはあれで名作だと俺は思ってるけど。
(単語帳の最初が「勉強辞める」最高だな!って高校生の時
思いましたけどねぇ・・・紹介してくれた後藤武士先生に感謝)
ということで、Andoroid派の先生方の反論あればぜひ紹介したい
ご連絡ください。「Androidのここがすごい!」「Androidの
この機種は速い!」などなど・・・
正実のなんでもICT相談室リターンズ その17 何かに使える・・かも テキストマイニング
A: えー、今日はユーザーローカルって言う会社が提供してる
テキストマイニングツールを使って、データ解析的なことを
やってみようと思います。
Q:なんか難しそう。エクセルとか苦手なんですよね。
A:いや、エクセルいらない。大学でやったCHILSとかも
使わない。コピペオンリー。
Q:いいですねー、それ。どうすればいいんですか?
A:まずここにアクセスして
https://textmining.userlocal.jp/
で、適当にどこかからテキストデータをコピペして貼り付ける、
以上。
Q:うそー、それでこんなワードクラウド作れたりするんですね。
いいですねー。早速やってみよー。
これって教科書データコピペして解析すれば教科書全体でどんな
語彙の頻度が高いかもみれますし、英検とか各種検定試験の
解析でも使えそう。
A:解説するとたったこれだけなのですが・・・この面白さは
実際やってみないと、と思いますので、ぜひ、
動画見ながらぜひやってみてください。
正実のなんでもICT相談室リターンズ その16 今日は時事ネタ(1)
Q:ちょっと今日メルマガ発行日ですよ。
A:動画撮る時間ない…
Q:谷口先生に休載って言いますか?
A:それは申し訳ないので気になったニュース
を取り上げます。知らん人いるかも。
Q:で、どのニュースですか?
A:ズバリ、このニュース。
H31年度実施予定の中学生対象の「話すこと」
調査について。
【全国学力テスト】H31年実施に向け英語「話すこと」調査、手順など公開 | リセマム
https://resemom.jp/article/2018/10/10/47139.html
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/zenkoku/1409973.htm
Q:うーん、これって、可能なんですかねぇ。
十分な台数のPCがあるの?って思うんですが。
(しかも、ウィンドウズのみ!ってのが・・・)
A:とりあえず全国の中学校の情報教室に何台ぐらいPC
あるんだろ?って思ったんで調べてみた
363504台/9626情報教室@中学校=37台〜38台
*学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果
・平成28年度) http://bit.ly/2JuVdTP のP2から。
Q:まぁ、40台、1クラス分ってことですよねぇ。
A:妥当だね。でもこれ見てやばいと思わない?
Q:いまだにVistaとかXpおいてる学校あるんですね・・・
A:まぁ、今回の調査はWindows7以上だから、よっぽど
大丈夫だとは思うけど。ただ、これ以外にMac,
学校はアウトだよねぇ。
Q:どうするんですかねー。
A:結構準備も大変。事前にPCに調査用のプログラムをDLして、
(そのためのフィルタリング解除はいうまでもない・・・)
展開・インストールの準備、USBでデータ回収って人力に
頼るっていうけど、USBそもそも使用禁止っていうセキュリティ
ポリシーのところはどうするの?ポート(刺すところね)を
物理的に潰しちゃってる場合もあるかもしれないし。
Q:うーん、カオスですね。
A:しかもさ、手動なりでUSBにデータ落として、再起動で全て
初期状態に戻る設定の学校はいいけど、そうじゃない学校は
Q:アンインストール40台分・・・
A:働き方改革ってどこ行っちゃったんですかねー。
今回の謎な点
1)なぜOS、端末種類に依存するシステムに?
Webで実施、そのままデータアップロードできる形に
すれば機種依存関係ないやん?
2)なぜUSBにデータ保存?
紛失したら?っていうか、紛失してもいいように
セキュリティかけられるUSBって巷に売ってる
激安USBよりも容量少なくてめーっちゃ高いんやで?
3)マニュアルを事前に作れ?
あのー、中学生が初見で触って直感的にわかるシステム
じゃないと時間割通りにできるわけないですよねー。
って、モデル時間割 http://bit.ly/2ELOPsm
となってるが、50分で3クラスを15分ずつ捌くって
どんだけ神や!?教室と情報教室離れてたら無理
やろー。足りなきゃ4限も使えって問題漏れるやろー。
Q:ってことで、現場の先生方、今から何か対策した方が
いいんじゃないでしょうかねぇ・・・